ウゾン・カルデラ

ロシア

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Uzon Volcano

ロシアのカムチャッカ半島に位置するウゾン火山のカルデラ。カルデラとは火山活動によって生じた巨大な窪地。カムチャツカ半島は「火山の博物館」の異名をとるほどに多彩な噴火様式の火山やそれが生み出した地形が存在しており、その地学的重要性とそれゆえに開発が遅れ、多種多様な生物が生息することから、世界遺産にも登録されています。極東最後の秘境と呼ばれ、合計1,000ヶ所以上もの温泉や渓流・渓谷、エメラルド色の美しい湖などが点在しています。

その歴史は古く、およそ30万年前にあった3,000m級の円錐火山が、およそ4万年ほど前の噴火活動により崩壊。現在のような標高200~900mほどの外輪山に囲まれた、直径およそ10kmのカルデラとなったと考えられています。その内側では無数の蒸気が立ち上り、泥火山が湧きたち、その下に潜むマグマ溜まりの存在を意識せざるを得ません。

それにも関わらず、雪解けの季節を迎えれば川にはサケが上り、それを追うヒグマが現れる。他では見られない個性的で神秘的な自然がほぼ手つかずで残された「ウゾン・カルデラ」で、ぜひ地球の息吹を感じてみてください。

シーズン

ベストシーズンは、雪解け後の7~8月上旬。キバナノアツモリソウやキバナシャクナゲ、ムラサキイワベンケイなど、高地でしか咲かない特別な草花が最盛期を迎えます。

行き方

最寄り空港は、エリゾヴォ空港(Yelizovo Airport)。日本からの定期直行便はなく、ウラジオストックやハバロフスクなどの極東ロシアの都市経由が一般的。ウゾン・カルデラ観光の拠点ペトロパブロフスク・カムチャツキーまではバスが運行しています(およそ30km)。

その他見所

​カムチャッカといえば火山のイメージが強いですが、実際には緑豊かなところも多く、日本とよく似た風景がいっぱい。夏季にはアバチャ湾クルーズやゴレールイ山登山、らくだ山ハイキング、ビィストラヤ川下りなど、自然と触れ合う現地ツアーも用意されています。

旅のテクニック

ハイシーズンに企画されるペトロパブロフスク・カムチャツキー直行チャーター便を利用すると、通常の乗り継ぎ便では、乗り継ぎ地での宿泊が余儀なくされるところ、片道の所要時間はおよそ3時間半。同日到着が可能です。