青ヶ島

日本の景色 100選

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東京都  青ヶ島

​(Aogashima)

東京都にあって日本1人口の少ない「青ヶ島村」。というのも伊豆諸島最南端にある第四紀火山の島「青ヶ島」は、天明5年(1785年)にほぼ壊滅状態に近い大噴火が起き、現在もランクCの活火山に指定されているから。しかも島の周囲は断崖絶壁な上、概算で1秒間に2,000万~5,000万㎥の海水を運ぶとされる黒潮に囲まれており、海上交通が厳しく長い間、絶海の孤島でした。現在の技術を持ってしても船の就航率が50%と言われ、上陸の難しい秘境の島です。

ベストシーズン

青ヶ島は宮崎県と緯度がほぼ同じで年間の平均気温もほぼ同じかやや高め。1年を通じて10~25度と温暖な気候ですが、湿度は年間平均85%と非常に蒸します。春には特有の嵐が吹き荒れ、梅雨や秋の台風にも注意が必要です。夏の海の穏やかな日には釣りや海水浴が楽しめます。

行き方

最寄り空港は八丈島空港。八丈島から青ヶ島まではヘリコプターでおよそ20分。連絡船でおよそ2時間30分です。また八丈島までは竹芝桟橋から船で行くこともできます。所要時間はおよそ11時間です。

現地の楽しみ方

■二重カルデラ

火山島である「青ヶ島」は、カルデラの中にもうひとつカルデラのある世にも珍しい「二重カルデラ」が特徴の島。たび重なる噴火でこのような形になったと考えられ、そのさまは島の西部にある「大凸部(おおとんぶ)」と呼ばれる丘から見ることができます。

■丸山

天明の大噴火で隆起した大小二つの旧火口を持つ内輪山「丸山」。火口内も大池、小池と呼ぶ2つの池がありました。縞模様に見える背の低いところには椿の木が植林されています。丸山を一周する遊歩道がありますので、季節の草花や鳥たちを観察しながらゆっくりと歩いてみましょう。1周はおよそ20分。金太(キンタ)と呼ばれる低くなった外輪山のすき間からちらりとのぞく太平洋は絶景です。

■地熱釜

青ヶ島の内輪山「丸山」の噴気孔(ひんぎゃ)からは、今もなお熱い蒸気が立ち上っています。その地熱を使った「地熱釜」は、文字通りの天然の蒸し器。島民だけでなく、観光客も自由に使えますので、ぜひ試してみてください。

■ご当地グルメ

青ヶ島の名産「あしたば」。島の民宿や居酒屋ではあしたばの天ぷらやおひたしなどがいただけます。またサツマイモから作った島オリジナルの焼酎「青酎」も絶品です。本土にほとんど流通することがありませんので、ぜひともご賞味あれ。

※観光局・お問合せ先

青ヶ島村役場(観光):kankou@vill.aogashima.tokyo.jp