大釜の滝

日本の景色 100選

徳島県

徳島県  大釜の滝

(Ogama no Taki)

全国でも有数の豪雨地帯である「雲早山(くもさやま)」を源に流れる釜ヶ谷川は水量が豊富なことで知られ、そのたっぷりな水を豪快に落とすさまは見る者の期待を裏切りません。落差はわずか20mとさほど高くはありませんが、流れ落ちる水量の迫力にとにかく圧倒されます。水深およそ15mの滝つぼに大蛇が棲むという伝説があるのもうなづけます。周囲を高さ100mの絶壁で囲まれ車でも険しいと感じる道程ですが、展望所からの爽快な景観にすべてが報われます。

ベストシーズン

夏季の深緑とのコントラストが素晴らしい滝ですが、紅葉シーズンも捨ておけません。紅葉の見ごろは例年11月上旬~下旬です。

行き方

最寄り空港は徳島阿波おどり空港。大釜の滝までは車でおよそ1時間44分。

現地の楽しみ方

■大轟(おおとどろ)の滝

圧倒的な水量をほこる「大釜の滝」と同じ国道193号線沿いにある「大轟の滝(Otodoro no Taki)」も、その迫力は負けていません。かかる河川は沢谷川と名こそ違えど同じ「雲早山(Kumosayama)」を水源とし、水量が豊富なことには変わりありません。落差は同じく20mほどですが、3段になって力強く流れるさまは圧巻です。毎年秋の紅葉シーズンにはライトアップが行われ、紅葉の名所となっています。大釜の滝から車でおよそ9分です。

■神通(じんつう)滝

「雲早山」の北側に位置し冬には氷瀑と姿を変える「神通滝(Jintsudaki)」。豊かな水をおよそ30m下の滝つぼめがけて真っ直ぐと落とすさまは、まさに神が通る道。滝の水が氷る冬季は車道・歩道ともに凍結しますので、十分ご注意ください。大釜の滝から車でおよそ16分です。

■不動の滝(Fudo no Taki)

四国八十八ヶ所の第19番札所「立江寺(たつえじ)」の奥の院「星谷寺(しょうこくじ)」にある「不動の滝」。それだけに滝の前には弘法大師の石像が立っています。何でも人々に災禍をもたらした悪星を大師さまの法力でここの岩場に封じこめたのだとか。滝の裏側は岩屋(洞穴)になっており、水のカーテン越しに弘法大師像や星谷寺の祠など聖域を眺めることもできます。大釜の滝から車でおよそ2時間です。

■母衣暮露滝(ぼろぼろのたき)

日本三大暴れ川のひとつ「吉野川」の源流のひとつ「奥野々山(おくののやま)」。まさにそこに位置する「母衣暮露滝(Boroboro no Taki)」は落下する水流がすでに暴れ川で、途中の岩々にあたっては砕け散り飛沫を飛ばしまくります。名前の由来はこの地に修行にきた行者が衣服がぼろぼろになるまで一心不乱に続けるから。標高およそ1,159mの奥野々山の中腹700mのところにあり、秘境ムード満点の滝です。大釜の滝から車でおよそ1時間30分です。

※観光局・お問合せ先

徳島県観光協会:https://www.awanavi.jp/inquiry/1/