ギリシャ

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Parthenon

ギリシャのシンボルともいえるアクロポリス(Acropolis)の丘にたたずむ「パルテノン神殿」。古代ギリシア建築の傑作のひとつで、厳かな神殿を飾るレリーフやフリーズなどの浮き彫り彫刻は古代ギリシャ美術の神品とも言われ、世界遺産に登録されています。

聖なるアクロポリスにはパルテノン神殿の他にも、ほぼ同時代に建てられた文化的建築物があります。ひとつは、アクロポリスの聖域に入るための門「プロピュライア(Propylaia)」。当時ここを通過できたのは神聖な儀式に立ち会うにふさわしい清浄な人と神の保護があると主張できる人のみ。その中央通路はアクロポリスに通ずる聖なる道でした。中核となるの中央の建物はパルテノン神殿と同じドーリア式建築物で、神殿を真似た6本の柱を持ちます。特筆すべきは、その東部の天井。当時としては画期的だった、金の星を付けられた青い大理石ブロックの格天井が見られます。

そしてもうひとつは祭祀所「エレクティオン(Erechtheion)」。カリアテッドと呼ばれる女性を象った優美な大理石の柱が特徴的。名前の由来となったアテネ( Athína)の伝説的王エレクテウスをはじめ、アテナや海神ポセイドンなど多くの神々や英雄が祀られています。

これらはもともとは紀元前5世紀末にアテネの町の守り神アテナのために、当時の優秀な建築家や工芸家が集められて建てられました。しかしその後に起こったペルシャ戦争で破壊され、現在残る建物はその後に建設されたもの。ところがそれもまた17世紀末の大トルコ戦争のさなかに爆破されるという悲劇が起こり、19世紀に再び大がかりな修復作業が行われ、現在も修復作業は続いています。

シーズン

ベストシーズンは、7~8月。海外からの観光客が多く訪れる時期ですが、温暖で過ごしやすい気候になります。オフシーズンの11~3月は、ホテルやレストランが休業に入るところが増えます。

行き方

最寄り空港は、アテネ空港。日本からの直行便はなく、他のヨーロッパの都市やアジア、中近東経由で行くことになります。ヨーロッパ経由でおよそ12~13時間。空港から市内まではバスでおよそ40~50分。バスが到着するシンタグマ広場(Plateia Syntagmatos)からアクロポリスまでは、ぶらぶら歩いて観光しながらでも1時間以内で着けます。

その他見所

​アクロポリスの丘のふもとにもたくさんの遺跡があり、特別保存地域となっています。古き良きギリシャの雰囲気をそのまま残す古い建物が並び、入り組んだ狭い小道を散策したり、昔ながらのタベルナで食事をしたり、観光客だけでなくギリシャ人にも人気のスポットです。

旅のテクニック

アクロポリス観光では石畳の坂道が多く、ヒールやサンダルは避けましょう。また日焼け止めや帽子などによる暑さ対策も忘れずに。