​シエナ

世界の 美しい街・絶景の街

イタリア

Siena

中世から近世ルネサンス期にかけて、フィレンツェ(Firenze)と並びトスカーナ地方の金融・文化・芸術を牽引した古都「シエナ」。街には世界最古の銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行(1,472年創業)が存続しているなど当時の面影を残し、ゴシック風外観を保った旧市街地は世界遺産に登録されています。

その中心である「カンポ広場(Piazza del Campo)」は、「世界一美しい扇形広場」と称され、3つの通りが放射状に外に向かって伸びています。12世紀に始まったとされる「パーリオ(Palio)」と呼ばれる地区対抗の競走馬大会が、7月2日(聖母マリアがシエナに現れたとされる日)と8月16日(聖母の被昇天の翌日)の年2回、各地区の住人による時代行列とともに行われるなど、伝統が途絶えることがありません。また近年では、自転車のセミクラシックレース「ストラーデ・ビアンケ」のゴール地点として、新たな歴史を刻み始めています。

カンポ広場に面して建つゴシック様式の市庁舎「プッブリコ宮殿」内には、シエナ派の名画を所蔵する市立美術館の他、荘厳なフレスコ画とアンティーク家具で飾 られた結婚の間があり、クラシック音楽をバックにイタリア式のリーガル挙式が行えます。発行される結婚証明書には法的効力がありますので、一生の思い出に残るエレガントな海外ウエディングをお望みの方にはおすすめです。

行き方

最寄り空港は、シエナ空港。日本からの直行便はなく、フィレンツェからバスで行くのが一般的。

ベストシーズン

 

ベストシーズンは、4~6月。特に夏至のころは日も長く、観光が満喫できます。また9~11月も日差しが落ち着き、気持ちよく観光できます。

現地の楽しみ方

■芸術の都フィレンツェ」

シエナ観光の拠点「フィレンツェ(Firenze )」は、ルネサンス期にメディチ家の繁栄と富に支えられ、街全体が「屋根のない美術館」と言われる芸術の都。天高くそびえるドゥオモ(花の聖母教会「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂( Cattedrale di Santa Maria del Fiore)」)を中心に往時の栄華を偲ばせる宮殿や教会、広場、美術館などがたくさんあります。地上106mの高さのドゥオモのクーポラ(円蓋)から赤茶色の甍の波が美しいフィレンツェの街並みを見るだけでも、ルネサンス時代に遡った気にさせてくれます。

■スコッピオ・デル・カッロ(復活祭)

毎年春分の日(3月21日)以降の満月の次の日曜日に行われるフィレンツェの伝統行事。世界中からたくさんの人が春を祝いにやってきます。メインは正午ごろ行われる「山車の爆発」(スコッピオ・デル・カッロ)。山車につけられたたくさんの爆竹に点火される迫力のある光景に満足することうけあい。

■トスカーナ・ワイナリー巡り

フィレンツェを中心とするトスカーナ(Toscana)と言えば、軽やかな口当たりなのに含んだ後に広がる果実味が圧巻で、余韻までしっかり楽しめる赤ワインが特徴。キャンティ、モンタルチーノ、モンテプルチアーノ、サンジミニャーノなどの伝統のワイナリーをぜひ訪れてみてください。街中とはまた違ったブドウ畑とオリーブ畑が広がる風光明媚なパノラマも楽しめます。

■白ワインの里「サンジミニャーノ」

中世の美しい塔が立ち並ぶ「サン・ジミニャーノ(San Gimignano)」もまた、フィレンツェから車でおよそ1時間15分。その歴史地区には、14の塔と中世情緒あふれる雰囲気が今も強く残っています。聖フランチェスコの通ったとされる道「フランチジェナ街道」の重要な中継地として栄え、これらの塔は当時の支配階級の富と力の象徴として建てられた住居と言われ、中には50mを越す高い塔もあったのだとか。また赤ワインが多いトスカーナワインにおいて、白ワイン「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」の生産地としても有名です。

■奇跡の美観を持つ「ピサ」

ご存知「ピサの斜塔(Torre di Pisa)」のある街「ピサ(Pisa)」は、フィレンツェから車でおよそ1時間半。斜塔はピサのはずれにある奇跡の広場「ドゥオモ広場(Piazza del Duomo)」に建ち、広場の中心にある白大理石の大聖堂(ドゥオモ)、洗礼堂、墓所回廊とともに世界遺産に登録されています。斜塔は傾きの進行を止める工事が完了し、入場制限付きながら再び登れるようになりました。