​夢の吊り橋

日本の景色 100選

静岡県

静岡県  夢の吊り橋

(Yume no Tsuribashi)

通称南アルプスとも呼ばれる「赤石山脈(Akaishi Sanmyaku)」は、急峻な北アルプス「飛騨山脈(Hida Sanmyaku」の後から隆起したため比較的なだらかな山容をしています。とは言え3,000m級の山が9峰あり、その山間を流れる寸又川の浸食には激しさがあります。その厳しい自然環境から手つかずの自然が多く残された寸又峡の絶景には目を見張るものがあります。中でも「大間ダム湖(Oma Damuko)」にかかる「夢の吊り橋」は人気で、行楽シーズンには吊り橋を渡るための渋滞が起きます。

ベストシーズン

ベストシーズンは、見事な紅葉が見られる11月中旬~下旬。緑一色だった「尾崎坂展望台」からの景色が一変し、赤色や黄色の混じった色彩の華を咲かせます。

行き方

最寄り空港は富士山静岡空港。夢の吊り橋までは車でおよそ1時間35分。羽田空港をご利用の方は、東海道新幹線こだまでJR静岡駅へ。JR東海道線に乗り換えJR金谷駅から大井川鐵道千頭駅へ。さらに南アルプスあぷとライン(井川線)奥泉駅から路線バスが運行しています。

現地の楽しみ方

■大間ダム湖

「夢の吊橋」が架かる「大間ダム湖」。またの名を「チンダル湖」とも言い、湖水が光を散乱して季節ごとはもちろん一日の中でも刻々とターコイズブルー色からエメラルドグリーン色、コバルトブルー色に変化していきます。

■天子のトンネル

大間ダム近くにあるお山にはこの地を治めるために遣わされた龍神(天子)が鎮座されていたと言われています。なのでそのお山にあいたトンネルを吹き抜けてくる風は「天子の鬼風」と呼ばれ、冷たく厳しい風ですが、無病息災のご利益があるとされています。

■寸又峡温泉(Sumatakyo Onsen)

大自然に囲まれその先が行き止まりになっていることから秘境と呼ばれる「寸又峡温泉」。ダム建設で水没した「湯山温泉」一帯からの引き湯とされています。泉質はとろりとした湯ざわりの硫黄泉で、派手なネオンなどのない今も昔も変わらぬ山の景色にほっとひと息つける温泉です。

■春の天狗祭りと秋のもみじまつり

「寸又峡温泉」では、毎年春分の日と10月最後の土曜日に「観音堂」を起点に天狗と山伏が温泉街を練り歩くお祭り(天狗と山伏の湯かけ行列)が開催されます。観客も松明を持って参加できますので、是非とも一緒に温泉街を練り歩いてみてください。

■ご当地グルメ

夢の吊り橋に向かう道路入口付近にたたずむ「手造りの店さとう」の名物「わさびそば」は、わさびの根、葉、茎すべてが入り、すっきりとした辛さが特徴です。

■体験アクティビティ

夢の吊り橋へは大井川鐵道「千頭駅」からレンタサイクルでゆったり自然や観光スポットを巡りながらサイクリングを楽しむことができます。貸し出しは駅前の「川根本町まちづくり観光協会(TEL:0547-59-2746)」で行っています。

​※観光局・お問合せ先

寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合:0547-59-1011