​白糸の滝

日本の景色 100選

静岡県

静岡県  白糸の滝

(Shiraito no Taki)

富士の湧水群を源に富士宮市(Fujinomiyashi)を流れる「芝川(Shibagawa)」。その上流域にある「白糸の滝」は、毎秒1.5トンもの富士の水を高さおよそ20m、幅およそ150mの絶壁の全面を使って流していますが、岩壁が湾曲しているためやさしい景観で女性的と言われています。富士山とともに「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」を構成する一部として世界遺産に登録されています。

ベストシーズン

たくさんの白糸を垂らしているかのような風情の白糸の滝。深緑の季節ももちろんですが、やっぱり周囲の景色とのコントラストが素晴らしいのは紅葉シーズン。例年11月中旬~下旬にかけて見ごろを迎えます。

行き方

最寄り空港は富士山静岡空港。白糸の滝までは東名高速道路を使って車でおよそ1時間25分。また羽田空港をご利用の方は、JR東海道新幹線こだま「新富士駅」でJR東海道線に乗り換えJR富士駅へ。さらにJR身延線でJR富士宮駅下車。白糸の滝までは路線バスが出ています。

現地の楽しみ方

■白糸の滝展望スペース

「白糸の滝」の滝つぼにおりるには長い階段があります。その階段をおりずに滝を見るなら売店通りを進んだ階段手前がおすすめ。滝をほぼ正面から眺められ、滝つぼにおりた人たちとの対比でその壮大さが伺いしれます。そしてもうひとつ。滝の右岸上部にある駐車場から整備された歩経路を進んだところも人気のビューポイント。少々遠景となりますが、天気が良ければ滝の背景に富士山が見えます。

■音止の滝(Otodome no Taki)

「白糸の滝」とは対照的で勇壮な「音止(おとどめ)の滝」。高さおよそ25mの絶壁から轟音をとどろかせているこの滝。その昔、曾我兄弟が父の仇の工藤祐経(くどうすけつね)を討つ相談をしていた際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ一瞬滝の音が止んだという伝説からこの名が残されています。こちらも「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」を構成する一部として世界遺産に登録されています。白糸の滝から徒歩でおよそ4分です。

■富士山(Fujisan)

誰もが知る日本1の山「富士山」。独立峰で優美なたたずまいには今や日本人だけでなく、海外からの登山客・観光客からも絶大なる人気を集めています。年間500万人以上の人が登山をし、太陽や月との重なりを「ダイヤモンド富士」や「パール富士」と言っては写真におさめ、関心のない人はいないと言っても過言ではありません。2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産にも登録されました。

■赤池(Akaike)

富士山のふもとには東から山中湖(Yamanakako)、河口湖(Kawaguchiko)、西湖(Saiko)、精進湖(Shojiko)、本栖湖(Motosuko)と、富士の伏流水をたたえる5つの堰止湖「富士五湖(Fujigoko)」があります。そして精進湖の南東には大雨が降って増水したときにだけ現れる「赤池」があります。普段は富士山から流れ出た赤い溶岩のくぼ地にうっそうと木々が生えた状態ですが、そのときが来ると直径50mほどの湖ができると言われています。周期的に現れるものでもなく、1998年、2004年、そして2016年に確認されているようです。

■ご当地グルメ

富士宮と言えば、何と言ってもB-1グランプリ殿堂入りを果たした「富士宮やきそば」。街のいたるところで召し上がれます。具材に肉かす(油かす)を使い、サバやイワシの削り粉を振り掛けて食べるのが特徴。トッピングに近くの駿河湾の名産「桜エビ」をのせられるお店もあります。

■体験アクティビティ

白糸の滝から車でおよそ11分の「日本文化体験工房SAKURA」では、日本料理(しゃぶしゃぶ)作り体験、和菓子(どら焼)作り体験、茶道体験などができます。使用する水はもちろん富士山の湧水。畳や床の間がある和風一般民家で行われます。(お申込み・お問合せ:https://kayomioreikukio.wixsite.com/sakurasaku/contact)

※観光局・お問合せ先

富士宮市観光協会:http://fujinomiya.gr.jp/inquiry/