​堂ヶ島天窓洞

日本の景色 100選

静岡県

静岡県  堂ヶ島天窓洞

(Dogashima Tensodo)

西伊豆の海岸線はリアス式で変化に富み、数々の奇岩や洞窟など美しい景観が見られます。そんなひとつが「堂ヶ島(どうがしま)」にある「天窓洞(てんそうどう)」。荒波によって削られてできた洞窟「海食洞(かいしょくどう)」の天井が丸く抜け落ちて天窓をなし、そこから差し込む光が何とも幻想的な景色をかもしだしています。入口は東口、南口、西口と3 つあり、中でも南口から入る洞窟は幅も広く長さはおよそ147m。底に溜まった水の色も季節や時間、天候によりさまざまに変化して、何度見ても感動を覚えます。

ベストシーズン

海水浴やマリンスポーツを楽しむならやはり7~8月。新月や満月前後の干潮時は大きなトンボロ現象が起きやすく、「伝兵衛島」に歩いて渡るチャンスです。ただ西伊豆の海岸沿いは岩壁や奇岩群も多く、初日の出や朝日・夕日の撮影スポットとしても知られていて冬季もおすすめです。

行き方

最寄り空港は富士山静岡空港。堂ヶ島天窓洞までは新東名高速道路を使って車でおよそ2時間39分。羽田空港をご利用の方は、東海道新幹線こだまでJR三島駅へ。伊豆箱根鉄道に乗り換え修善寺駅下車。路線バスが運行しています。

現地の楽しみ方

■堂ヶ島公園

「天窓洞」を観賞するには「堂ヶ島公園」がおすすめ。園内には「天窓洞」のある小さな半島をぐるりと1周できる遊歩道があります。遊歩道と言ってもそこは崖っぷち。結構な角度の岩肌をうまく凸凹を利用しながらの散策です。しかしそこからの眺めは絶景。干潮時に合わせていけば、地続きとなった三四郎島も見ることができます。遊覧船の通る洞窟を天窓から覗き見ることも可能です。

■堂ヶ島クルーズ

「天窓洞」などの海食洞を観賞するには、遊歩道の他にクルーズという方法もあります。天気が良ければ西伊豆の海から雄大な富士山を眺めながら、周囲の岩壁や奇岩、洞窟などを楽しむことができます。船は洞窟内にも入り、天窓から差し込む光やそれを受けて青くきらきらと輝く水面を間近で見ることができます。年中無休で運行していますが、波が高い荒天時は欠航となります。最新の情報をこまめにチェックしましょう。

■三四郎島(Sanshirojima)

堂ヶ島公園下の海辺には、浜からおよそ200mのところに伝兵衛島、中ノ島、沖ノ瀬島、高島という4つの岩山があります。「三四郎島」はその総称で、見る場所によっては島の数が3つだったり、4つだったりすることがあるのでその名がつきました。しかも一番手前の「伝兵衛島」には干潮時に瀬が現れ、歩いて渡ることができます。毎日おきる現象ではありませんので、最新の情報をこまめにチェックしましょう。

■龍宮窟(Ryugukutsu)

伊豆半島の反対側、下田の海岸沿いにも「海食洞(かいしょくどう)」が多く見られます。中でも「田牛(とうじ)」の「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」は、大きな海食洞の天井の一部が崩れ、この辺り最大級の直径およそ50mほどの天窓が開き、その上ハート型に見えると評判を呼んでいます。道路沿いの入口から洞窟を通って天窓の下に立つことができ、洞窟内は海底火山から噴き出した黄褐色の火山れきの美しい壁面と青い海水とのコントラストが神秘的で得も言われぬ感動を覚えます。

■ご当地グルメ

駿河湾に面した西伊豆・堂ヶ島では、鮮魚料理ははずせません。中でも生シラスと生桜エビはぜひいただきたいところです。

​※観光局・お問合せ先

西伊豆町観光協会:0558-52-1268