石見銀山

日本の景色 100選

島根県

島根県  石見銀山

(Iwami Ginzan)

戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎え、世界の銀のおよそ3分の1を産出したと言われる日本最大の銀山「石見銀山」。その坑道は、水抜き坑道を含めおよそ700本。その内の最大級とされる全長およそ900mの「大久保間歩(おおくぼまぶ)」とおよそ600mの「龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)」の見学が可能です。

ベストシーズン

「大久保間歩」は3~11月の週末とお盆期間のみの限定公開です。12~2月は休坑です。見学ツアーの詳細は大久保間歩予約センターにご確認ください。

行き方

最寄り空港は出雲縁結び空港。石見銀山までは車でおよそ1時間30分。またJR山陰本線のJR出雲市駅まで空港バスも出ています。東海道新幹線のぞみをご利用の方は、JR京都駅でJR山陰本線に乗り換え、JR大田市駅で下車。石見銀山世界遺産センターまで路線バスが運行しています。

現地の楽しみ方

■石見銀山世界遺産センター(Iwamiginzan Sekaiisan Senta)

日本がほこる「石見銀山」遺跡は、2017年に世界遺産に登録をされています。「石見銀山世界遺産センター」では、その石見銀山の歴史や灰吹法(はいふきほう)などの技術を紹介する展示、さらに最新の石見銀山の調査成果などが公開されています。展示コースの最初には、すべて銀でできた御取納丁銀の5倍のサイズのレプリカが飾ってあります。

■五百羅漢(Gohyaku Rakan)

銀山で亡くなった人々の霊と先祖の霊を供養するために建てられた「羅漢寺(Rakanji)」。その羅漢寺の向かい側に掘られた3つの石窟には、完成までに20年もの歳月がかかったという、500体の羅漢像が安置されています。羅漢像はすべて色鮮やかに塗りが施されており、泣いているもの、笑っているもの、天空を仰いでいるものなど、様々な表情を浮かべています。

■出雲大社(Izumo Oyashiro)

年間200万人を越える参拝者でにぎわう、日本の神々の国「出雲」のシンボル「出雲大社」。八雲山を背にした神域は森厳な空気が流れ、その中で数千年もの歴史を持ち、威容を誇る神殿が厳かに立っています。大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりと言われています。大やしろを囲む空に突き刺さるような千木を仰ぎ見ると、創建とされる神代の時代には壮大なお社が確かにここにあったと実感できるはずです。石見銀山から車でおよそ1時間10分です。

■稲佐の浜(Inasa no Hama)

出雲大社の西方1kmにあり、「国譲り」「国引き」の神話で知られる「稲佐の浜」。浜辺の奥に大国主大神と武甕槌神(たけみかづちのかみ)が「国譲り」の交渉をしたという「屏風岩」があり、海岸の南には「国引き」のとき島を結ぶ綱になったという長浜海岸が続いています。またこの浜は旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあります。石見銀山から車でおよそ1時間10分です。

■ご当地グルメ

石見銀山のある島根(Shimane)と言えば、日本三大そばのひとつ「出雲そば」。ソバの実を皮ごと石臼で挽くため、麺の色が濃く、香りも豊かなのが特徴。新蕎麦は神在祭のときにいただくとも言われています。3段の丸い漆器に盛られてくる「割子そば」が定番のスタイル。その他ゆでたそばを直接器に盛りそば湯をかけて食べる「釜揚げ」も人気です。ちなみに薬味の定番はおろし大根です。

■体験アクティビティ

毎週水曜日・木曜日に「丁銀(ちょうぎん)づくり体験」ができます。丁銀とは、戦国時代~江戸時代にかけて流通していた銀貨のひとつで、石見銀山の銀ももちろん使用されていました。旅の記念やお土産にもぴったり。お申込み・お問合せは「石見銀山世界遺産センター(TEL:0854-89-0183)」まで。事前の予約が必要です。

※観光局・お問合せ先

島根県観光連盟:https://www.kankou-shimane.com/ja/inquiry/