稲佐の浜

日本の景色 100選

島根県

島根県  稲佐の浜

(Inasa no Hama)

出雲大社(Izumo Oyashiro)の西方1kmにあり、「国譲り」「国引き」の神話で知られる「稲佐の浜」。浜辺の奥に大国主大神と武甕槌神(たけみかづちのかみ)が「国譲り」の交渉をしたという「屏風岩」があり、海岸の南には「国引き」のとき島を結ぶ綱になったという「長浜海岸(園の長浜)」が続いています。またこの浜は旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあります。

ベストシーズン

ベストシーズンは「出雲大社」に日本中の神さまが集い、人々のしあわせな御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がなされる旧暦10月。例年11月末に「神迎(かみむかえ)神事」が「稲佐の浜(いなさのはま)」で行われます。そして神々がご出立される12月初旬まで「出雲大社」ではさまざまなご祈祷や神事が行われます。

行き方

最寄り空港は出雲縁結び空港。稲佐の浜までは車でおよそ26分。また出雲大社まで空港バスも出ています。東海道新幹線のぞみをご利用の方は、JR京都駅でJR山陰本線に乗り換え、JR出雲市駅で下車。稲佐の浜まで路線バスが運行しています。

現地の楽しみ方

■出雲大社

年間200万人を越える参拝者でにぎわう、日本の神々の国「出雲」のシンボル「出雲大社」。八雲山を背にした神域は森厳な空気が流れ、その中で数千年もの歴史を持ち、威容を誇る神殿が厳かに立っています。大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりと言われています。大やしろを囲む空に突き刺さるような千木を仰ぎ見ると、創建とされる神代の時代には壮大なお社が確かにここにあったと実感できるはずです。

■弁天島(Bentenjima)

稲佐の浜に一際目立つ丸い島「弁天島」。かつては稲佐湾のはるか沖にあったため、沖ノ御前とか沖ノ島と呼ばれていましたが、近年急に砂浜が広がり、現在では島の後まで歩いて行けるようになりました。また以前は名前の通り「弁財天」が祀られていましたが、明治時代から「豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)」が祀られています。

■長浜海岸(Nagahama Kaigan)

「国引き」の神話の舞台「長浜海岸」は、現代でいうところの出雲市の神戸川河口から差海川河口までのおよそ8kmの海岸です。浜には海岸砂丘が広がり、長年にわたって繰り返し植林が続けられた結果、見事な白砂青松の景観が見られます。なお南には「国引き」の際、杭として縄をかけたとされる三瓶山を望むことができます。

■出雲日御碕(ひのみさき)灯台

島根半島の西の端の断崖にそびえる「出雲日御碕灯台(Izumo Hinomisaki Todai)」。明治36年(1903年)に設置され、高さはおよそ44mと日本一の高さをほこります。海面から灯塔の頭上まではおよそ63.3m。光度は48万カンデラあり、夜間にはおよそ40kmの沖合まで達すると言われ、100年以上も経つ今なお現役で海の安全を守っています。外壁には松江で採れた真っ白な硬質の石材を使用。内壁は美しいレンガ造りとなっています。稲佐の浜から車でおよそ15分です。

■ご当地グルメ

出雲大社と言えば、日本三大そばのひとつ「出雲そば」。ソバの実を皮ごと石臼で挽くため、麺の色が濃く、香りも豊かなのが特徴。新蕎麦は神在祭のときにいただくとも言われています。3段の丸い漆器に盛られてくる「割子そば」が定番のスタイル。その他ゆでたそばを直接器に盛りそば湯をかけて食べる「釜揚げ」も人気です。ちなみに薬味の定番はおろし大根です。

■体験アクティビティ

旧暦10月に日本中の神さまが集う「出雲大社」を、日本伝統の着物を着て、襟を正してお参りしませんか?着物の柄や帯はお好みのものを選べます。また季節に合わせて羽織りやショール、夏は浴衣などご用意しています。お申込み・お問合せは「出雲大社レンタルKimonoご縁スタイル(http://www.goen-style.com/reservation.html)」まで。2日前までにご予約ください。

※観光局・お問合せ先

出雲観光協会:taisha@kankou-taisha.jp