レンソイス

ブラジル

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Lençóis

ブラジル北東部のマラニャン州にある広大な白い砂丘「レンソイス(Lençóis)」。レンソイスとはポルトガル語でシーツを意味し、まさに真っ白いシーツが広がるように白い砂丘がおよそ15万5千haに渡って横たわっています。その白さの秘密は、砂丘の砂の成分がほぼ100%石英で構成されていること。それがブラジルのまばゆい太陽の光を反射し、あたかも光り輝くような真っ白い砂であるかのように見せてくれます。

この石英はもともとこの砂丘からおよそ100km離れたところに流れるパラナイーバ川の河口に溜まる堆積物の一部で、それが数万年の年月をかけ大西洋の沿岸流により砂丘のある海岸まで流されてきました。その間に他の混入物は砕け散って海水に混じっていったところ、石英だけは砕かれずに残り、海岸に打ち上げられた後、風速90m以上の強風で吹き飛ばされて、今砂丘がある場所に積もったと考えられています。

さらに不思議なことに、地表の状態はほぼ砂漠に近いにも関わらず、雨季の終わり頃になると、この真っ白な大砂丘にいくつもの淡いブルー色やエメラルド色の湖が出現し、魚やカメ、カエルまでが顔を出します。その美しくも奇妙な光景を見に、欧米を中心に多くの人が訪れています。

シーズン

ベストシーズンは6~9月。例年1~6月が雨季と言われ、その終わり頃を狙って行くと、エメラルドグリーンの湖のある絶景を楽しむことができます。また湖の水は大変澄んでいて、泳ぐことも可能です。

行き方

最寄り空港は、サンルイス空港。日本からの直行便はなく、アメリカの主要都市経由でサンパウロで乗り継ぐのが一般的。サンパウロからサンルイスまではおよそ3時間半。さらにレンソイス・マラニャンセス国立公園に近いバヘリーニャスの町へバスでおよそ4時間。レンソイス・マラニャンセス国立公園までは、現地ツアーが多く出ています。

その他見所

​レンソイス観光で利用するサンルイスの町は、フランスそしてポルトガルの植民地であったことから、17~18世紀のヨーロッパを思わせる美しい町並みが残り、世界遺産に登録されています。アズレージョと呼ばれるカラフルなタイルの壁と、繊細な彫金細工のバルコニーの家々が連なる旧市街をぜひ歩き回ってみてください。

旅のテクニック

レンソイスの白砂漠は広大なため、個人ではなく現地ツアーに参加するのがおすすめ。通常、四輪駆動車で緑に囲まれた白い砂の道を行きます。正直過酷な道ですが、その苦痛さえすべて吹き飛ばしてくれる美しい景観が待っています。その上で遊覧飛行で上空から砂丘全体を眺めれば、改めてその広大さが実感でき、感動もひとしお。