​ケベックシティ

世界の 美しい街・絶景の街

カナダ

Quebec City

カナダで最も古い歴史をもつ「ケベックシティ」。今日でもカナダ国内で10本の指に入る大都市でありながら、人々の生活様式や文化に16世紀半ばから始まるフランスのヌーベルフランス(Nouvelle-France)開拓事業の片影が残る独自性を放っています。その中心であった旧市街には当時の城壁が残り、北米唯一の城郭都市として世界遺産に登録されています。

その城壁に囲まれた丘の上にあるアッパータウン(Haute-ville)には、旧市街のシンボルとなっているフレンチ・ロマネスク風の高級ホテル「シャトー・フロンテナック(Château Frontenac)」に代表されるがシャトー・ホテル(Château Style Hotel)が建ち並び、緑青の吹いた銅葺き屋根とレンガの壁に窓の白い縁飾りは、今もなお観光客をひきつけています。

また城壁の外側とセントローレンス川の間はロウワータウン(Basse-ville)と呼ばれ、北米最古の繁華街である「プチ・シャンプラン(Quartier du Petit Champlain)」には、伝統的に小粋なパリのセンスを感じさせる店が並び、大勢の人であふれかえっています。観光馬車「カレーシュ」が行き交う様は、まさに古き佳き中世を感じさせてくれます。

行き方

最寄り空港は、ケベック空港。日本からの直行便はなく、トロントやバンクーバー、またはアメリカの各都市で乗り継ぎ。経由地にもよりますが、所要時間はおよそ13~15時間。

ベストシーズン

ベストシーズンは、過ごしやすい6~10月。天候のよい日が続き、最高気温も25度程度。美しい紅葉は例年9月下旬~10月上旬と言われています。それ以降から4月くらいまでは、最低気温が氷点下になる日が多くなります。

現地の楽しみ方

■ロワイヤル広場と勝利のノートルダム教会

フランスの開拓団が初めて毛皮の交易所を建てたケベックシティの発祥の地 「ロワイヤル広場(国王広場)」。以降長い間、ケベックシティの街の中心として発展してきました。広場の真ん中にフランスルイ14世の胸像があります。フランス文化が色濃く、聖母マリアとパリの守護聖人ジュヌヴィエーヴを祀っている北米最古の石造りの教会「ノートルダム教会」があるのもこの広場です。

■アッパータウンとノートルダム大聖堂

アッパー・タウンに建つ「ノートル・ダム大聖堂」は、正面から見て左右の塔の形状が異なる左右非対称型で、バロック様式の傑作と名高い歴史的建造物です。19世紀の末に建てられ、350年の歴史を持つ由緒ある大聖堂には、ヌーヴェル・フランスの父サミュエル・ド・シャンプランをはじめ、フロントナック伯爵、フランソワ・ド・モンモランシー・ラヴァル司教など、この街の歴史には欠かせない偉人たちが、ここに眠ります。とにかく内装が豪華絢爛で金の祭壇にはルイ14世から贈られたランプが飾られています。

■新市街とシタデル

19世紀前半にイギリス軍によって造られた要塞。現在も第22連隊の駐屯地として機能しているため、内部見学はガイドツアーでのみ。夏季の10時からは衛兵交代式も見られます。高台にあり、ここからのシャトー・フロントナックとセントローレンス川の眺めは、ケベックシティ1と定評があります。

■メープル街道

ケベックシティは、ナイアガラ地域からおよそ800m、セントローレンス川に沿って続く紅葉の森の北端の地とされています。カエデや白樺などが錦色に燃えるような美しさを見せてくれます。

■グルメ街道

ケベックシティのあるケベック州は「食の州」と呼ばれるほど、郊外にははちみつや、チーズ、 メープルシロップ、農作物やワインなどが美味しくいただけるお店がいっぱい。発祥のフランス同様、多くのオーベルジュもあります。