倉敷市美観地区

日本の景色 100選

​岡山県

岡山県  倉敷市美観地区

(Kurashikishi Bikanchiku)

温暖な気候に恵まれ、国内の観光先として人気の高い「倉敷」。中でも白壁と瓦屋根が印象的な建物が軒を連ねる「倉敷市美観地区」は海外からの観光客も注目するスポットです。倉敷川沿いに並ぶ白壁となまこ壁の屋敷や蔵、掘割りの水面と柳並木は実に情緒豊かで、倉敷の古き佳き街並みが保存されています。またカフェやレストランといった飲食店も倉敷の美観を大切にしており、江戸期から大正期に建てられた蔵や町家などの外観をよく保存し、内部の設えにも工夫を凝らしています。ぜひ「フルーツ王国岡山」の香り高い果物をこの風情ある店でお召し上がりください。

※観光の際は現地の最新の情報を必ずチェックしてください。

ベストシーズン

倉敷市美観地区の中央を流れる倉敷川。その川沿いは桜の名所として知られ、満開の桜がはらはらとはかなげに花びらを川面へと散らす様は一見の価値あり。見ごろは例年3月下旬~4月上旬にかけて。鶴形山公園や阿智神社などの見どころを中心に「倉敷桜まつり」も開催されています。

行き方

最寄り空港は岡山桃太郎空港。倉敷市街までは車でおよそ50分。またJR山陽本線のJR倉敷駅まで空港バスも出ています。東海道新幹線のぞみをご利用の方は、JR岡山駅でJR山陽本線に乗り換え、JR倉敷駅で下車。美観地区までは徒歩でおよそ15分です。

現地の楽しみ方

■倉敷川畔(Kurashikigawahan)

豊かな自然環境を背景に、農産物の生産だけでなく瀬戸内の水運にも恵まれ、米や綿花といった生活物資の流通拠点として江戸から明治期に大いに栄えた西日本屈指の商都「倉敷」。その当時から倉敷の発展に尽力し、現在では文化保存に力をそそぐ大原家の邸宅や大原美術館、倉敷民藝館などの文化施設が多く集まります。歩いてはもちろん、川舟流しでゆったりと観光することもできます。

■大原美術館(Ohara Bijutsukan)

大原美術館は倉敷の事業家である大原孫三郎氏によって設立された日本で初めての私立の西洋美術館です。エル・グレコの「受胎告知(1590~1603年制作)」や、クロード・モネの「睡蓮(1906年頃制作)」などの名画の他、国内外の美術品をおよそ3,500点収蔵しています。またそれらを収蔵・展示する建物にも趣向をこらし、敷地内には日本庭園「新渓園(しんけいえん)」まであります。

■倉敷の名産「花ござ(花むしろ)」

塩分を含んだ土壌が畳の原料であるい草栽培に適していた倉敷。江戸時代中期からい草の生産にとどまらず、畳表のござやそこに細かい織り目の花柄や幾何学模様を織り込んだ「花ござ」が盛んにつくられていました。それが明治になると高級花ござ「錦莞筵(きんかんえん)」へと発展し、日本を代表する輸出品として重宝されました。

■倉敷の特産品「下津井たこ」

瀬戸内海(Setonaikai)は古くから外海と内海の潮流がうまく混ざり合い、おいしい魚介が多く水揚げされ「祭り寿司」や「ママカリ寿司」などの郷土料理が有名です。そんな中、潮流の特に早い下津井沖(Shimotsui Oki)で育った「下津井たこ」は白くプリっとした独特の歯ごたえと噛めば噛むほどうま味が出てくることから、産卵期で禁猟となる9月をのぞき、四季それぞれの持ち味を活かした絶品料理が目白押し。刺身以外にも煮物や天ぷらなどいろいろな味が楽しめますので、ぜひご賞味ください。

■体験アクティビティ

倉敷駅の水島臨海鉄道倉敷市駅駅舎内ではレンタサイクルの貸出を行っています。風情のある街並みをぜひ自転車で回ってみてください。お申込み・お問合せは「健彩館(http://www.kurashiki-rentalbike.com/contact.html)」まで。

※観光局・お問合せ先

倉敷市観光課:086-426-3411