竜ヶ窪

日本の景色 100選

新潟県

新潟県  竜ヶ窪

(Ryugakubo)

いにしえより流入する河川の形跡がないのに毎分30tの水が湧き出る神秘の池「龍ヶ窪」。水源はこの辺り一帯に冬の間降り積もる雪や南方にそびえる苗場山や鳥甲山(とりかぶとやま)などの岩肌からしみ込んだ水。周囲には森林が多く自然環境にも恵まれ、良質で潤沢な水がめであることから、今日でも地域住民の生活用水として利用されています。池の水は1日1回入れ替わるとされ、けして濁ることがないと言われています。

ベストシーズン

ベストシーズンは、雪解け後の4月後半~5月。または10月後半~11月にかけての紅葉シーズン。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しみたい方には、苗場山東側のスキーリゾート地同様、冬の時期もおすすめです。

行き方

最寄り空港は新潟空港。竜ヶ窪までは北陸自動車道を使って車でおよそ2時間16分。また羽田空港をご利用の方は北陸新幹線はくたかのJR飯山駅で乗り換え。JR津南駅から車でおよそ15分です。

現地の楽しみ方

■秋山郷(Akiyamago)

「龍ヶ窪」のある津南町(つなんまち)から中津川沿いに車でおよそ1時間の「秋山郷」は、苗場山と鳥甲山のふもとにあって山頂との標高差がおよそ2,000m。そのダイナミックな地勢環境と気象環境から1年のうち5ヶ月近くが雪に覆われ例年の積雪量が3m以上と、豪雪地帯に指定されています。しかしこの地からはマンモスの臼歯化石や縄文時代の遺跡などが出土され、およそ8,000年前からの人類の足跡が確認されています。そんな日本の原風景が広がる「秋山郷」を地元ガイドとともに回ってみませんか?

■結東(Ketto)の石垣田

秋山郷の結東集落には、石垣で何段にも組まれた美しい棚田が広がっています。 第四紀火山である苗場・鳥甲山麓において本来、稲作は厳しい環境ですが、明治時代半ばころから村人たちは余りある溶岩の岩石を利用し、石積みを始めました。稲作に必要な水平な土地をつくるため、高いところでは3mもの高さを積んだところもあります。そうして作りあげた見事な石垣田は全国農村景観百選に選ばれています。毎年6月にはこの石垣田の田植え体験を行っています。

■秋山郷結東温泉「かたくりの宿」

極僻地であることを理由に義務教育免除地に指定され教育の恩恵を受けられなかったこの地に、明治17年(1884年)に開校し、義務教育免除地指定解除や分校化などを経て、平成4年(1992年)に108年間の歴史に幕を下ろした「結東小学校」の校舎を改装した温泉宿「かたくりの宿」。木造2階建ての本館には和室が7部屋。元校長室という温泉風呂の泉質は身体を芯から温めトレッキングや散策の疲れを癒してくれる塩化物・硫酸塩泉。半露天風呂には秋山郷の豪雪から生まれるミネラルたっぷりの山清水を使用しています。

■津南ひまわり広場

津南町(Tsunan Machi)の町の花ひまわりを、およそ4ha、50万本作付けされている「津南ひまわり広場」。始まりは平成2年(1990年)に青年農業士が行った遊休農地0.5haの作付けから。その後、町や農協、観光協会の協力で現在の規模まで拡大し、毎年多くの観光客が訪れるようになりました。例年見ごろを迎える7月下旬から8月下旬にはイベントを開催し、ご希望のカップルにはひまわりウェディングも執り行っています。

■ご当地グルメ

竜ヶ窪のある津南町は養豚がさかんな地域で、「つなんポーク」と「妻有ポーク」という2つのブランドがあります。自然にとろけるような食感とまろやかな甘みが広がるとても美味しい豚肉です。

■体験アクティビティ

およそ3万年前の旧石器時代から人が住み続ける津南町は、日本屈指の縄文時代の遺跡量をほこります。実際の縄文土器に触れられるだけでなく、勾玉作りや弓矢づくりなどさまざまな縄文体験が可能です。お申込み・お問合せは「農と縄文の体験実習館なじょもん(http://www.najomon.com/page_toiawase/)」まで。

※観光局・お問合せ先

津南町商工観光班:https://www.town.tsunan.niigata.jp/form/detail.php?sec_sec1=6&inq=02&check