千本桜

日本の景色 100選

奈良県

奈良県  千本桜

(Senbonzakura)

日本一の桜の名所「吉野山(Yoshinoyama)」。吉野山では桜はおよそ1,300年前からご神木として崇拝され、信仰の対象として手厚く保護されてきました。 春にはヤマザクラを中心におよそ3万本という世界に類を見ない規模の桜が咲きほこり、その光景は古来より「千本桜」「一目千本」などと形容されています。 

ベストシーズン

標高順にそれぞれ「下千本(しもせんぼん)」「中千本」「上千本」「奥千本」と呼ばれ、例年4月初旬ころに「下千本」から咲き始め、徐々に吉野の山々を桜が埋め尽くしていきます。

行き方

最寄り空港は関西国際空港。吉野山までは車でおよそ1時間29分。また近畿日本鉄道(近鉄)の大和八木駅まで空港バスも出ています。大和八木駅からは近鉄特急にて吉野駅へ。東海道新幹線のぞみをご利用の方はJR新大阪駅でJR山陽本線に乗り換えJR大阪駅へ。さらにJR大阪環状線でJR天王寺駅で乗り換え。近鉄特急に乗り換え吉野駅へ。

現地の楽しみ方

■下千本

下千本は吉野山の入口にあたり、標高にしておよそ230~350m。見所としては「下千本展望所」や「お野立ち跡」。 その他、吉野山のシンボル「蔵王堂」もおすすめです。「蔵王堂」は奈良の東大寺大仏殿に次ぐ日本で2番目に大きい木造古建築で、日本最大秘仏の「蔵王権現像」が祀られています。毎年観桜期にはご神木である桜を「蔵王堂」に奉納する「花供会式」という伝統行事が行われています。下千本駐車場から徒歩でおよそ15分です。

■中千本

中千本は下千本に続く吉野山の中腹にあたり、標高にしておよそ350~370m。見所としては「吉水神社」の「一目千本」の眺望。今からおよそ700年前に後醍醐天皇が南朝を開いた場所です。太閤秀吉がここで盛大なお花見をしたことでも知られています。その他「東南院」のシダレザクラや太平記ゆかりの「如意輪寺」周辺の桜も見逃せません。観桜期はマイカー入山規制がしかれることがあります。その際は下千本駐車場から離発着の無料シャトルバスをご利用ください。

■上千本

上千本は中千本に続く吉野山の山腹にあたり、標高にしておよそ370~600m。見所としては「花矢倉展望台」からの大パノラマ。吉野山の中でも1、2を争う眺望の良さで、晴れた日には奈良県と大阪府の境にある「金剛山」までも望むことができます。中千本から徒歩でおよそ40分です。

■奥千本

奥千本は吉野山の最奥にあたり、標高にしておよそ600~750m。見所としては「金峯神社(きんぷじんじゃ)」。吉野山でもっとも高い標高およそ765mの場所にあり、吉野山の地主神「金山毘古命(かなやまひこのみこと)」が祀られています。近くには「義経の隠れ塔」や「西行庵」もあります。桜の本数は他のエリアに比べて少なめですが、山奥の中でひっそりと咲くヤマザクラは趣があります。なおこの辺りになると見ごろは例年4月中旬ころとなります。中千本からバスでおよそ10分です。

■ご当地グルメ

吉野を代表する郷土料理「柿の葉すし」。シメサバを柿の葉でくるんだ押し寿司です。また吉野名物の「葛きり」や「葛うどん」もつるつるとした食感が人気です。

※観光局・お問合せ先

吉野山観光協会:0746-32-1007