石岳展望台

日本の景色 100選

長崎県

長崎県  石岳展望台

(Ishidake Tenbodai)

佐世保港の北側に連なるリアス式海岸に浮かぶ「九十九島(くじゅうくしま)」。現在公式には208島とされていますが、そのほとんどは無人島や岩礁と言われています。しかしその青々とした海と空の間に浮かぶ大小様々な島の調和された景観は、今やハリウッド映画「ラストサムライ」のワンシーンに選ばれたことで世界的認知も高まり、自然の神秘を目の当たりにしようと大勢の観光客でにぎわっています。標高およそ191mの「石岳展望台」は、九十九島の大パノラマを一望するのに絶好の場所です。

ベストシーズン

例年2月中旬~3月末にかけて九十九島・佐世保周辺では、越冬地の鹿児島から繁殖地のシベリア・中国北東部などに渡るマナヅルやナベヅルの群れが見られます。例年、およそ100~150羽のV字の編隊飛行が次々と北に向けて、合計5,000羽程度、九十九島・佐世保の上空を飛んでいきます。観測時間はおおむね午後13~15時ころ。見ろと言わんばかりに大声で鳴きながら飛んでいきますので、鳴き声が聞こえたらちょっと空を見上げて、見送ってあげてくださいね。

行き方

最寄り空港は長崎空港。石岳展望台までは長崎自動車道を使って車でおよそ1時間20分。または空港バスでJR佐世保駅へ行き、路線バスに乗り換えてください。

現地の楽しみ方

■弓張岳展望台(Yumiharidake Tenbodai)

九十九島(Kujukushima)を美しく観賞できる「九十九島八景」の内、「石岳展望台」と並んで人気のスポットが「弓張岳展望台」。標高およそ364mの弓張岳の頂上にあるこの展望台からは、九十九島はもちろん、遥かかなたの五島列島まで見渡せます。夜は市街地の夜景や漁火の幻想的な風景を見ることができ、訪れる人々の目を楽しませてくれます。石岳展望台から車でおよそ30分です。

■展海峰(てんかいほう)展望所

佐世保の中心から西側に張り出す俵ケ浦半島にある「展海峰展望所(Tenkaiho Tenbojo)」。観光地化される前から、地元の人の間では、「弓張岳展望台」からは隠れて見えない「黒小島」まで見ることができると評判でした。他の観光スポットととは少し離れますが、「黒小島」が干潮時には3つの島に分かれるさまも見れますので、時間に余裕のある方はぜひ足をのばしてみてください。石岳展望台から車でおよそ14分です。

■長串山公園(Nagushiyama Koen)

「九十九島八景」のひとつ「長串山公園」。九十九島が一望できることもさることながら、公園に植栽されたおよそ10万本のツツジにも心が奪われます。見ごろは例年4月下旬で、4月の初旬~5月の初旬まで「長串山つつじ祭り」が開催されています。

■九十九島クルーズ

九十九島観賞は陸からだけではありません。船で間近まで迫り、じっくりと島々を観察することもできます。特に真っ赤に染まった空と海と島影がつくりだす幻想的な世界が味わえるサンセットクルーズはおすすめ。

■ご当地グルメ

九十九島と言えば、その名も「九十九島カキ(真ガキ)」。やや小さめの殻いっぱいに身が詰まり、プリップリの食感と濃厚な味わいが人気です。6~8月には九十九島カキに代わり、ビッグサイズの「九十九島岩ガキ」が登場。ほぼ一年中、九十九島産のカキをいただくことができます。

​※観光局・お問合せ先

佐世保観光情報センター:https://www.sasebo99.com/inquiry/?action=form_input