上高地

日本の景色 100選

長野県

長野県  上高地

(Kamikochi)

日本がほこる山岳景勝地「上高地」は、標高およそ3,190mで日本第3位の穂高岳(Hodakadake)を筆頭に、焼岳(やけだけ)などの名山に囲まれ、自身も標高およそ1,500mという山岳リゾート地です。年間およそ120万人もの人々が訪れますが、依然と手つかずの自然が多く残り、多くの動植物の営みや空気・水の美しさが保たれています。そんな上高地は「特別名勝」として文化財保護法の指定を承認され、かつ「天然保護区域」として、トキや屋久島スギ原生林などと同様にその環境保護が国をあげて徹底的に図られています。

ベストシーズン

ベストシーズンは、梅雨の明けた7月後半~8月中旬ころ。上高地は標高1,500mにあるため、都心部と比べ10度前後気温が低く、大変さわやかに過ごせます。しかしながら真夏でも最低気温が10度を切ったり、天候が急変することがありますので、長袖や上着、雨具があると安心です。

行き方

最寄り空港は信州まつもと空港。上高地まではバスターミナルのある沢渡(さわんど)まで車でおよそ52分。バスターミナルからはシャトルバスをご利用ください。また羽田空港をご利用の方は北陸新幹線(長野新幹線)あさま号にてJR長野駅で乗り換え。JR松本駅からバスをご利用ください。

現地の楽しみ方

■河童橋(Kappa Bashi)

上高地のシンボル「河童橋」。例年橋の袂では、「上高地開山祭(4月27日)」と「上高地閉山祭(11月15日)」が行われ、上高地と周囲の山々の安全と繁栄を見守ってきました。橋上は穂高岳、焼岳、明神岳などの美しい姿をおさめることのできる絶好の撮影ポイントで、近くにバスターミナルやホテル、キャンプ場などがあることから、シーズン中に観光客が絶えることがありません。

■上高地の黄葉

上高地を取り囲む森林は高度的に落葉広葉樹林帯から高山針葉樹林帯へと切り替わる境目にあり、カエデやモミジように葉を紅く色つかせる種はあまりありません。そのため上高地の紅葉は深い緑色の中に黄金色が混じったパッチワークのように見えます。そして例年9月中頃にまず草葉が染まり始め、10月の初旬ころに落葉針葉樹のカラマツが一気に黄金色へと染まります。そうして10月の下旬には霜がおりたり雪の降る日が増え、冬の様相を帯びてきます。

■穂高神社 奥宮例大祭(明神池お船祭り)

毎年10月8日に執りおこなわれる「穂高神社(Hodaka jinja)奥宮例大祭」。昭和26年(1951年)から始まり、およそ70年間続いています。穂高神社奥宮にある神域「明神池」に、平安装束に身を包んだ神官が雅楽の調べとともに船を浮かべ、その上でこの1年間の山への感謝と安全無事の祈願をすることから「明神池お船祭り」とも呼ばれています。このお祭りから10日間前後が「明神池」の紅葉シーズンとなります。

■穂高神社奥宮

河童橋から梓川(あずさがわ)沿いを上流へおよそ1時間ほど歩くと、ご神体である「明神岳(標高およそ2,931m)」を背景にたたずむ「穂高神社奥宮」。明神岳とは「穂高大明神が鎮座する山々」という意味で、穂高大明神は北アルプスの総鎮守として鎮座しています。この辺り一帯には5月下旬~6月ころになると小梨の花やエゾムラサキ、ミヤマザクラなどが咲き乱れますので、それら高山植物を愛でながら楽しく散策してみましょう。

■ご当地グルメ

地元産信州福味鶏をカリッと揚げた「山賊定食」は、サクサクの衣に肉汁たっぷりのジューシーさで人気の郷土料理です。梓川の清流に育まれた信州サーモンや地元産の山菜やキノコをのせた信州そばも好評です。

​※観光局・お問合せ先

上高地インフォメーションセンター:0263-95-2433