御釜 (蔵王連峰)

日本の景色 100選

​宮城県

宮城県  御釜(蔵王連峰)

(Okama / Zao Renpo)

蔵王連峰の中央部でもっとも標高の高いエリアにある火口湖「御釜(おかま)」。つねに淡い緑色の湖水をたたえ、太陽の光に照らされさまざまな彩りを見せてくれることから「五色湖(Goshiki ko)」とも呼ばれています。御釜を眺める展望台は、蔵王ハイラインの終点にあたる駐車場から徒歩およそ2~3分です。

ベストシーズン

ベストシーズンは、5~10月。例年11月上旬~4月下旬は、蔵王エコーラインと蔵王ハイラインの冬期通行止めに伴い、基本的に見学することができません。

行き方

最寄り空港は仙台空港。御釜 (蔵王連峰)までは車でおよそ1時間28分。また東北新幹線をご利用の方はJR白石蔵王駅で乗り換え、バスで遠刈田温泉へ。蔵王エコーライン開通時のみとなりますが、遠刈田温泉から徒歩およそ20分の「アクティブリゾーツ宮城蔵王」前より山頂行きのバスが出ています。

現地の楽しみ方

■蔵王エコーラインと蔵王ハイライン

蔵王連峰を東西に横断する山岳道路「蔵王エコーライン」。4月下旬の開通から5月中旬頃までは雪の壁、そして9月下旬からは、赤や黄色に燃える紅葉を愛でながらドライブができます。また「蔵王ハイライン」は、蔵王エコーラインの最高点である刈田峠から分岐し、「御釜」の外輪山である「刈田岳(かっただけ)」、「馬の背」へと続く有料山岳道路です。御釜を眺める展望台は、この終点にあたる駐車場から徒歩およそ2~3分のところにあります。なお蔵王ハイラインは自動車専用道路となっており、歩行者・自転車の通行はできません。

■刈田嶺(かったみね)神社

「御釜」の外輪山で標高およそ1,758mの「刈田岳」の山頂には「刈田嶺神社(奥宮)」があります。現在の祭神は天之水分神(あまのみくまりのかみ)と国之水分神(くにのみくまりのかみ)ですが、かつてこちらには「蔵王大権現」が鎮座していました。蔵王エコーラインの冬期通行止め期間中、御神体は山をおり、「遠刈田(とおがった)温泉郷」にある「刈田嶺神社(里宮)」へと移動されます。

■遠刈田温泉郷(Togatta Onsen kyo)

蔵王登山の拠点「遠刈田温泉」。標高およそ330mの高原にあり、古くは「湯刈田」と呼ばれ信仰登山客の疲れを癒してきました。源泉温度がおよそ70度と言われ、それを利用した「温泉たまご」が人気です。泉質は皮膚や関節にやさしいナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉です。

■樹氷めぐり

蔵王の冬の風物詩「樹氷」は、アオモリトドマツの木が氷と雪をまとった世界的にも希少な自然美です。樹氷ができるにはただ単に雪と木があればいいわけではなく、降雪量や多量の過冷却水滴の有無などの気象条件が揃わないとなりません。それが可能なのが、ここ蔵王と青森の八甲田、秋田の八幡平だけと言われています。蔵王では樹氷の育成に必要な氷点下10度のすさまじい猛吹雪の中でも稼働することができる特別雪上車で、広大な樹氷原を観賞できるツアーもあります。例年12月中旬~3月中旬ころまでの運行です。

■蔵王の紅葉

標高およそ1,700~1,800mの山々が連なる蔵王連峰は、紅葉もまた素晴らしく大勢の観光客や登山客でにぎわいます。見ごろは例年9月下旬から10月下旬。蔵王のシンボルであるエメラルドグリーン色に輝く御釜の荒々しい火口壁とその周囲に広がる赤や黄色に彩られた大パノラマのコントラストは圧巻です。

​※観光局・お問合せ先

蔵王町観光案内所:http://www.zao-machi.com/contact