
四日市工場夜景
日本の景色 100選
三重県

三重県 四日市工場夜景
(Yokkaichi Kojo Yakei)
四日市コンビナート周辺にはさまざまな工場や倉庫が立ち並び、美しい工場夜景を観賞・撮影するスポットとして見直されています。中でも四日市港ポートビルの14階にある展望室「うみてらす14」は、周囲に展望施設や丘山などがほとんどない四日市コンビナートで、唯一プラント群を見下ろせる場所として評判を呼んでいます。昼は鈴鹿山脈から中部国際空港、名古屋方面まで見渡すことができます。
※平日は午後5時で閉館。土日祝日は午後20時30分まで入場できます(閉館は21時)。また年末年始と水曜日は休館です。
ベストシーズン
ベストシーズンは、10月中旬~3月下旬にかけて。周囲が暗く空気が澄んでいる冬季がおすすめです。雨上がりの晴天の日の日没~真っ暗になる直前(トワイライトタイム)が絶好のチャンスです。
行き方
最寄り空港は中部国際空港。四日市市までは伊勢湾岸自動車道を使って車でおよそ57分。または空港バスでおよそ1時間20分です。羽田空港をご利用の方は、東海道新幹線のぞみでJR名古屋駅へ。JR快速みえに乗り換えJR四日市駅で下車。
現地の楽しみ方
■大正橋エリア(Taishobashi Eria)
国道23号線の大正橋前の川沿いから製油所付近には大きなプラントが集中し、四日市屈指の工場夜景スポットと言われています。スケールの大きな建物が並ぶ上、水面反射を利用した迫力のある観賞・撮影が可能です。
■鈴鹿川河口エリア(Suzukagawa Kako Eria)
工場夜景は美しい照明の水面反射が楽しめるため、川や入り江などを挟んだ対岸からの観賞・撮影も素敵です。四日市周辺では塩浜のプラント群を鈴鹿川を挟んだ対岸エリアがちょうどそれに当たり、夏季なら夕景からトワイライトタイムの眺めがロマンチックです。
■相生橋エリア(Aioibashi Eria)
四日市コンビナートから少し離れてしまいますが、漁船と民家の奥に広がる工場夜景を観賞・撮影できるのが「相生橋」。また高砂町水門にも近いため、水門と工場夜景のコラボレーションも楽しめます。
■宮妻展望台(Miyaduma Tenbodai)
四日市コンビナートからはかなり離れていますが、その分、中部国際空港や知多半島までを一望することができるのが「宮妻峡」にある展望台。夜景もですが、方角的に夜明けの観賞・撮影がおすすめです。
■ご当地グルメ
四日市市には老舗の料亭や佃煮屋、和菓子屋など、伝統の味が受け継がれた名店が多くあります。中でも「なが餅笹井屋」の創業は天文19年(1550年)。江戸時代初期にこの地を治めた武将「藤堂高虎」をして「武運のながき餅を食うは幸先よし」と言わしめたとか。さらりとした小豆餡をつき餅でくるんで長くのばし、香ばしく焼き上げた素朴な味わいが人気の秘密です。
■体験アクティビティ
近鉄四日市駅にある四日市観光協会ではレンタサイクルを行っています。レンタル時に市内散策MAPももらえますので、四日市観光はぜひ自転車をご利用ください。
※観光局・お問合せ先