レナ石柱自然公園

ロシア

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Lena Pillars Nature Park

ロシア・シベリア極東部のレナ川沿いおよそ40kmの範囲に、まるで樹木のように林立する石柱。そこは人類出現以前のおよそ5億年前のカンブリア紀の古生物やおよそ250年前のマンモスやパイソンなどの化石を出土する土地柄。海底の隆起こそはあったものの、もともとは周囲と変わらぬ平坦な土地。それを長い年月をかけ、川の水が石灰石部分の亀裂に侵入し、凍ったり溶けたりを繰り返すことで石の溝をうがち、現在のような高さ150~300mの細長い石柱群となりました。

その見る者の度肝を抜くような景観は、ロシア連邦サハ共和国の首都ヤクーツク(Yakutsk)からのレナ川クルージングで見られます。この石柱群を含む一帯は「レナ石柱自然公園」として、世界遺産に登録されています。残念ながら自然美の要素は認められず、地質学的・古生物学的価値での登録となりましたが、化石記録が爆発的多様化したカンブリア爆発の最も重要な天然記念物として、高く評価されています。

シーズン

ベストシーズンは、7~9月。冬にはマイナス40度を記録するほどの極寒の地ヤクーツク。レナの石柱群を見に行くクルーズ船はこの期間に催行されます。ただ冬でも犬ぞりや車で行くことは可能です。

行き方

最寄り空港は、ヤクーツク空港。日本からの定期直行便はなく、ハバロフスク経由が一般的。ハバロフスクの他には、モスクワやイルクーツク、ウラジオストクなどの都市と結ぶ定期便があります。

その他見所

​レナの石柱群観光の拠点ヤクーツクは、地下300mにも達する永久凍土の上に建てられている街。多くの建物はコンクリートの杭の上に建ち、水道管や燃料パイプも地上を走っていると言われます。そうした建築方法や街づくりの研究をするロシア科学アカデミーの支部「永久凍土研究所」やマンモスの全骨格の化石・復元像が展示されている「マンモス博物館」などの見学ができます。

旅のテクニック

2013年ロシアではホテルの客室を含め、受動喫煙防止法が施行され、屋内の公共の場では喫煙は禁止とされました。そのため、タバコが吸えるのは外しかありません。