​三十三間堂

日本の景色 100選

京都府

京都府  三十三間堂

(Sanjusangendo)

南北20mにのびる圧巻の「蓮華王院(れんげおういん)」の本堂「三十三間堂」。ご本尊の観音さまの変化身が三十三身あることから、お堂の柱間を「三十三間」に決めたことで知られていますが、中には像高3mあまりの千手観音坐像と前後10列の階段状の壇上に整然と並ぶ1,000体の観音立像が安置され、さながら「仏像の森」。この1,000体の中にはご自身やご自身の大切な人に似た像があると言われていますので、参拝の際に探してみるのも一興です。

ベストシーズン

年間を通じてさまざまなありがたい法要がありますので、ご自身に必要な儀式祭礼に合わせて参拝してみましょう。

行き方

最寄り空港は関西国際空港。三十三間堂までは第二京阪道路を使って車でおよそ1時間19分。またJR京都駅まで空港バスも出ています。羽田空港をご利用の方は、東海道新幹線のぞみでJR京都駅下車。JR京都駅からは路線バスが運行されています。徒歩ではおよそ21分です。

現地の楽しみ方

■風神・雷神と二十八部衆

千体観音像で有名な「三十三間堂」ですが、その前には鎌倉彫刻の傑作「風神・雷神像」と「二十八部衆像」が置かれており、大変厳かな雰囲気を漂わせています。仏教とともにインドから伝わったこれらの神々の造像の初期の作品で、後世の像形に多大な影響を与えたと言われています。

■大的大会(おおまとたいかい)

江戸時代の「通し矢」に由来する弓道の大会で、全国からおよそ2,000人が参加する京都の正月の風物詩のひとつ「大的大会」。特に新成人の晴れ着姿での競技は華やかで一見の価値あり。同日行われる「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)大法要」と合わせて、観戦されてはいかがでしょうか。

■三十三間堂の桜

広大な境内から桜の印象が薄いかもしれませんが、実は「三十三間堂」は枝垂れ桜、陽光桜、彼岸桜などのさまざまな種類の桜が咲きほこる名所です。中でも境内の東側の庭園にある池のほとりにある枝垂れ桜は、境内を囲む塀の朱色の柱によく映え雅やかな雰囲気を醸し出しています。見ごろはソメイヨシノの見頃より若干早めです。

■妙法院(みょうほういん)

「青蓮院(しょうれんいん)」「三千院」とともに「天台三門跡」と呼ばれる名門寺院の「妙法院(Myohoin)」。「三十三間堂」の創建者である後白河上皇が院政をおこなったと言われる「法住寺殿」の旧地に建ち、御陵を守り、現在もなお「三十三間堂」の管理をしています。桃山時代の建造物である国宝「庫裏(くり)」や日本絵画史上最大の画派「狩野派」の障壁画で飾られた重要文化財「大書院」などが春秋の特別拝観や五月会(5月14日)で見ることができます。三十三間堂からは徒歩およそ5分です。

■ご当地グルメ

三十三間堂は清水寺に近く、京の趣が感じられる町屋風情のお店が並びます。京都名物の湯豆腐や精進料理、おばんざいなど老舗の味を楽しむことができます。

■体験アクティビティ

JR京都駅周辺にはレンタサイクルができるお店がいっぱい。土地柄、京都市街は坂道が多いものの見どころが集中していますので、効率よく回ることができます。

※観光局・お問合せ先

蓮華王院三十三間堂:075-561-0467