清水寺

日本の景色 100選

京都府

京都府  清水寺

(Kiyomizudera)

開山は宝亀9年(779年)。いくたびもの大火災に遭いながら、厚い信仰心に支えられ今日までおよそ1,200年、京都(Kyoto)の東、音羽山の中腹から人々の暮らしを見守り続けてきた「清水寺」。眺望の美しさで知られている清水の舞台は、本来はご本尊である観音さまに雅楽や能、狂言、歌舞伎などの日本の伝統芸能を奉納し、本堂のもっとも奥に祀られている観音さまと向き合う場所です。通常、立ち入ることはできませんが、千日詣りなどの特別な法会の際にはその内奥への立ち入りやご献灯ができますので、間近で観音さまをお参りしてください。

ベストシーズン

眺望はもちろん、四季折々の美しい景色を見せてくれる「清水寺」。中でも例年3月後半~4月の初旬にかけての桜や11月中旬~12月初旬にかけての紅葉は、ライトアップを含め格別です。また西門から望む至極の夕日を眺めながら仏教の理想郷「極楽浄土」を観想し、自分自身の内面と向き合うことはもっとも手軽な修行のひとつとされており、日没時に参詣してみるのもおすすめです。

行き方

最寄り空港は関西国際空港。清水寺までは第二京阪道路を使って車でおよそ1時間29分。またJR京都駅まで空港バスも出ています。羽田空港をご利用の方は、東海道新幹線のぞみでJR京都駅下車。JR京都駅からは路線バスが運行されています。

現地の楽しみ方

■千日詣り

千日詣りとは1日の参詣で千日分の功徳に相当するありがたい参詣日。ご本尊の観音さまを特別に拝観でき、大慈大悲の心であらゆる願いや悩みに耳を傾けその苦厄を取り除こうとされる観音さまの慈愛を直接感じることができる大切な日ですので、日時の都合がつく方はぜひとも足をお運びください。期間は例年8月9~16日。なお14~16日は夜間の拝観も可能です。

■成就院「月の庭」

四季折々の表情をみせる高台寺山を借景とし、池に映る夜空を渡る月の美しさから「月の庭(Tsuki no Niwa)」と呼ばれる「成就院(Jojuin)」の庭園。庭園には「籬島(まがきじま)」「烏帽子石(えぼしいし)」などの奇石や「蜻蛉灯籠」「手毬灯籠」「袖手水鉢(たがそでちょうずばち)」などが置かれ、樹齢400年以上と言われる「侘助椿(わびすけつばき)」「五葉松」などが植栽されています。その素晴らしい庭園が特別公開されるのは桜と紅葉に合わせた年2回。秋は夜間観賞も可能です。

■青龍会(せいりゅうえ)

清水寺の春と秋の恒例行事と言えば、「清水寺青龍会 観音加持(せいりゅうえ かんのんかじ)」も忘れてはいけません。平成12年(2000年)に始まった新しい法要ですが、龍の担ぎ手である龍衆をはじめ総勢40人以上の勇ましい掛け声とともに、参道の清水坂を全長およそ18mの青龍が練り歩きます。観音さまの化身である龍が音羽の瀧に夜ごと飛来して水を飲むという伝承に基づき、寺の僧侶も「南無観音」と唱和しながらともに巡行し、観音さまのご利益を願います。

■今年の漢字

師走の恒例行事「今年の漢字」の発表の舞台は、清水寺「奥の院」。貫主の手による巨大な和紙に書かれた毛筆は、一般公開された後、ご本尊の観音さまに奉納されています。

■ご当地グルメ

清水寺の参拝道である「二年坂(二寧坂)」「三年坂(産寧坂)」には、情緒ある雰囲気の中で食事がいただけるお店が多く存在します。京都名物の湯豆腐や精進料理、おばんざいなど目移り必至です。

■体験アクティビティ

JR京都駅周辺にはレンタサイクルができるお店がいっぱい。土地柄、京都市街は坂道が多いものの見どころが集中していますので、効率よく回ることができます。

​※観光局・お問合せ先

清水寺:075-551-1234