​猿島

日本の景色 100選

神奈川県

神奈川県  猿島

(Sarushima)

東京湾に浮かぶ唯一の自然島「猿島」。 旧海軍の要塞として、一般人の立ち入りは終戦まで禁止されていました。 なので島内には緑深い木々の中、レンガ積みのトンネルや砲台跡などの旧軍施設が残っており、かつて仮面ライダーのショッカー基地として撮影が行われたこともあります。 釣り・海水浴・バーベキューなど、四季を通してアウトドア・アクティビティを楽しめます。 面積は横浜スタジアムのグランドのおよそ4倍の5万5千㎡と小さいですが、 釣りやバーベキュー、海水浴などのアクティビティができ、いっぱい魅力がつまっています。横須賀・三笠桟橋から船でおよそ10分です。 

ベストシーズン

猿島で海水浴を楽しむなら、7月前半。遊泳可能区域が幅110m×奥行30mと小さいため、7月後半~8月は大変混雑します。観光目的であるならば、3~11月の間はフェリーが毎日運航しています。

行き方

最寄り空港は羽田空港。猿島までは京浜急行本線の横須賀中央駅より徒歩およそ15分の三笠桟橋からフェリーをご利用ください。

現地の楽しみ方

■猿島要塞址

うっそうと繁るタブの森の中に残されたレンガづくりの「猿島要塞(Sarushima Yosai)」。幕末の黒船の来航以降、海の守りの要として砲台と要塞が設けられました。幸い実戦で使われることなく高射砲は解体されましたが、現在もなお砲台だけは残されています。

■フランドル積みレンガのトンネル

明治時代に建造された猿島要塞は、すべての施設が岸壁を彫り込んでつくられており、島の外からはまったく見えません。弾薬庫や兵舎などはトンネルで連なる地下構造になっています。そのトンネルを含むこの要塞の壁面を覆っているのがフランドル積みレンガ。一般に見られるレンガ積みは長いレンガの段と短いレンガの段を交互に積んでありますが、フランドル式は一段に長いレンガと短いレンガを左右交互に積み、華麗な模様に見えるのが特徴です。興味の湧いた方はそんなところも意識して見学してみてくださいね。

■タブの木の森

要塞周辺もですが、全体的に黒々とした木々に覆われている印象の「猿島」。その正体は「タブの木」で、海岸近くや神社で見られる常緑照葉樹です。放っておくと高さおよそ20m、幹の太さおよそ1mくらい大きくなります。黄緑色であまり目立ちませんが、4~6月には花を咲かせます。

■三春町・春日神社

対岸の三春町(Miharu Machi)にある春日神社(Kasugajinja)の春日大明神は、その昔「猿島大明神」と呼ばれていました。海の守りに欠かせない「猿島」にあって、一般の立ち入りが禁じられたときにこちらに遷座されたのです。今も毎年というわけではありませんが、大明神さまを神輿にのせてお里帰りいただく神事が行われています。その際は神社近くの東部漁港から7隻の船を仕立て、総勢百人以上の氏子や漁師たちが神輿とともに猿島に渡り、本殿跡地での神事に臨むほか、砂浜などを神輿を担いで見て回ります。

■ご当地グルメ

猿島のある横須賀(Yokosuka)といえば基地の街。日米友好のシンボルとして「よこすか海軍カレー」「ヨコスカネイビーバーガー」「ヨコスカチェリーチーズケーキ」の独自のレシピが開発されました。横須賀中央駅周辺でも食べることができますので、ぜひヨコスカの味を楽しんでいってください。

※観光局・お問合せ先

横須賀集客促進実行委員会:http://senmaida.wajima-kankou.jp/contact/form/