ジェリーフィッシュレイク

パラオ

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Jellyfish Lake

珊瑚礁に囲まれた島々からなるミクロネシアの小さな国パラオ。「ジェリーフィッシュレイク」は、その中のマカラカル島(Mercherchar Is)にある塩湖(内陸湖)のひとつです。その名の通り、数百万匹ものクラゲが湖を周期的に回遊し、クラゲと泳げるシュノーケリングスポットとして世界的にも有名です。

この世にも珍しいジェリーフィッシュレイクは、その水深(30m)と堆積物の厚み(20m以上)および最後の氷河期以降の海面上昇から、およそ1万2千年前に形成されたと見積もられています。ここに生息するタコクラゲは外敵がいないため、毒の機能が衰退していると言われています。しかし水深15m付近で酸素濃度がゼロとなるため、人体への安全性確保のためジェリーフィッシュレイクでのスキューバダイビングは禁止されています。

このジェリーフィッシュレイクを含む、古代の珊瑚礁が隆起してできたパラオの445の島々(ロックアイランド)と周辺のラグーンは、「ロックアイランド群と南ラグーン(Rock Islands Southern Lagoon)」として世界遺産に登録されています。

シーズン

ベストシーズンは12~3月。晴天の日が多く、海の透明度も高いため、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティ向きです。6~10月はパラオの雨季にあたり、スコール自体は1日中雨が降り続くようなことはありませんが、台風が発生する時期なので注意が必要です。

行き方

最寄り空港は、ロマン・トゥメトゥール空港(Roman Tmetuchl International Airport)。日本からの直行便はデルタ航空のみ。季節によっては日本航空のチャーター便を運行。所要時間はおよそ5時間。ジェリーフィッシュレイクのあるマカラカル島へは空港のあるコロール島(Koror Is)から舟でおよそ30分。

その他見所

​パラオの海はターコイズブルーの透明度が高く魚影が濃いことでダイバーの間で人気のスポットですが、ミルキーウェイ (Milky Way) と呼ばれる入江だけは、水の色がその名の通り乳白色。海に溶け込んだ石灰岩が溶け出して海底に泥となり沈殿しているためで、この泥には美白効果があるとされ、ここミルキーウェイでは泥パックをしていく人を多く見かけます。

旅のテクニック

一時クラゲの数が激減し、2017年現在、回復は見られるものの、ジェリーフィッシュレイクは閉鎖され観光ツアーが停止状態になっています。観光ツアーができるほどの個体数が依然確認されておらず、パラオ政府の許可が下りるまでの間ツアーは再開されませんが、個人で許可証を申請することは可能と言われています。