​龍泉洞

日本の景色 100選

岩手県

岩手県  龍泉洞

(Ryusendo)

日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」。洞内総延長は知られているところでおよそ3,600m。現在も調査が継続中で未知の部分もまだまだ多く、総延長は5,000m以上ではないかと言われています。また世界有数の透明度の目の覚めるような8つの青い地底湖と悠久のときが育んだ芸術品のようなたくさんの鍾乳石も見つかっており、およそ700mの洞穴と3つの地底湖が一般公開されています。

ベストシーズン

洞内の気温はほぼ一定のため季節を問わず訪問できますが、安家洞(Akkado)といっしょにまわるなら安家洞が一般公開される4月中旬~11月末日。

行き方

最寄り空港はいわて花巻空港。龍泉洞までは東北自動車道を使って車でおよそ2時間28分です。また東北・北海道新幹線はやぶさをご利用の方はJR盛岡駅でバスに乗り換え。所要時間はおよそ2時間13分です。

現地の楽しみ方

■龍泉新洞(Ryusenshindo)

龍泉洞から道路を挟んで反対側にある「龍泉新洞」。龍泉洞の観光整備工事中に発見され、龍泉洞の下流部分にあたると考えられています。一般公開はされていませんが、「龍泉新洞」の中にも「泉」があり、その水は龍泉洞内に湧き出た水が再度地下に潜り込み、再びそこで湧き出たものと言われています。残念ながらその「泉」を見ることはできませんが、鍾乳石やその洞内から発掘された土器・石器を見学することは可能です。

■安家洞(あっかどう)

龍泉洞の北およそ20kmにある「安家洞」は、総延長がおよそ24,600mとされ、日本一長い洞窟です。内部には多くの支洞が延び、近年の調査では地底湖や巨大フローストーン(洞穴表面に薄くおおいかぶさったような鍾乳石)、日本最大のシールド(楯状鍾乳石)群が発見されています。龍泉洞同様入り口からおよそ700m地点までが一般公開されています。※こちらで地底湖を見ることはできません。

■幽玄洞(ゆうげんどう)

龍泉洞の南およそ200kmにある「幽玄洞(Yugendo)」は、およそ3億5千万年前(古生代中期)の地層を有し日本で最古の鍾乳洞と言われています。日本でも有数の化石のメッカで、海洋底拡大説の資料となるウミユリの化石が、日本の岩盤上ではじめて発見されたのはここ「幽玄洞」。また三葉虫の化石の完全体やフズリナ、古代サンゴなど生物学上の貴重な解明資料となる化石が多く発見されています。それらの化石とともに、浄魂の泉と呼ばれる水深10メートル以上の地底湖も見学することができます。

■龍泉洞山ぶどうワイン

龍泉洞内は温度湿度が安定しているため、岩泉町で採れたヤマブドウを使用したワインを熟成させる貯蔵庫があります。やや甘口でフルーティな味わいが特徴の赤ワインです。旅の記念やおみやげものにぴったりの逸品です。