​イスタンブール

世界の 美しい街・絶景の街

トルコ

 İstanbul

紀元前7世紀ころから世界の歴史に登場するトルコにおいて、つねに首都として繁栄してきた「イスタンブール」。1923年にその地位を「アンカラ」に明け渡したとはいえ、街の権威と人気は衰えません。街の近代化に伴い一部の文化財で損壊を免れなかったものがあるものの、たび重なる災害や戦乱から歴史的建造物を守り、それぞれの時代の技術を積み重ね発展させてきた、他のどの国にもない景観は、文字通り世界の遺産として世界中の人々から愛されています。

 

中でもイスタンブールにあまたある宮殿の中の宮殿「トプカプ宮殿(Topkapı Sarayı)」は、15世紀半ばからおよそ400年間世界を制したオスマン帝国の拠点。宮殿から一望できるボスポラス海峡やマルマラ海の絶景は、まさに世界の覇者のみが許された眺望そのもの。また現在、博物館として宮殿で公開されている「トプカプの短刀」や86カラットの大きなダイヤなど、ため息の出る展示品は必見です。

行き方

最寄り空港は、イスタンブール・アタテュルク空港( İstanbul Atatürk Havalimanı)。日本からは直行便でおよそ12時間40分。

ベストシーズン

ベストシーズンは、5~9月。日差しはかなり強いが、気温が30度を越えることはまれ。乾燥しているため過ごしやすく感じます。反対に冬季は雨がちですっきりとしない天気が続きます。積雪もあり日本よりやや寒く感じることもあります。

現地の楽しみ方

■トルコの精神を伝える「アヤソフィア」

360年にキリスト教の大聖堂として建設された「アヤソフィア」は、オスマン帝国時代にはイスラム・モスクとして、そして現在は無宗教の博物館として訪れる人々を迎え入れています。その多文化にまたがる使用方法には、単なる古き佳き一時代の歴史的遺物をはるかに越えた崇高な精神が宿り、見る者を圧倒します。現在の建物は537年に再建されたもので、4本のミナレットとイスラム装飾はモスク時代に加えられたものです。

■イスタンブールのシンボル「スルタン・アフメット・ジャミイ」

多用されたイズニク製のタイルで青く輝くことから「ブルーモスク」の名で知られる「スルタン・アフメット・ジャミイ(Sultan Ahmet Camii)」。天高くそびえ立つ6本のミナレットと、直径27.5メートルもの巨大な大きさのドームは息をのむ美しさ。夏には光と音楽のショーが行われ、この「世界でもっとも美しい建築物」がいっそう煌びやかになります。

■世界最大の市場「グランドバザール」

旧市街にある「グランドバザール (Capali Carsi)」は広さおよそ3万㎡、店舗数およそ5,000軒を誇り、世界最大と言われています。スカーフやパシュミナから貴金属、革製品、そしてランプや絨毯など品数も豊富で、旅の記念やおみやげを探すのに困ることがありません。基本、値段の表示はなく、値下げ交渉OK。現地の人とのコミュニケーションを楽しんでください。

■世界三大料理「トルコ料理」

東西の食文化を融合させた多彩な素材、味、調理法を持つトルコ料理。肉は羊が中心で、黒海や地中海などの海産物をオリーブオイルまたはバターで調理したり、ヨーグルトやナッツ類をふんだんに使用するのが特徴。伝統料理「ケシケキ」は世界文化遺産に登録されています。

■トルコの飲み物

イスラムの戒律に寛容なトルコでは、「エフェス・ピルゼン」などの地ビールや「ラク」と呼ばれる蒸留酒など、飲酒が可能。粉末にしたコーヒーを水から煮立てて、上澄みだけを飲む「トルココーヒー」は、世界文化遺産に登録されています。トルココーヒーを淹れる専用のコーヒーポット「ジェズヴェ」は、マーケットで手軽に購入でき、おみやげ品としても人気があります。