​兼六園

日本の景色 100選

石川県

石川県  兼六園

(Kenrokuen)

日本三名園の一つ「兼六園」は、もともとは加賀百万石大名の前田家の庭園。代々の城主によって長い年月をかけて形づくられ、江戸時代末期に現在の形になりました。その名は6つのすぐれた景観「宏大」「幽邃(ゆうすい)」「人力」「蒼古(そうこ)」「水泉」「眺望」を兼ね備えていることから。四季の変化とともに、豊かな風情を見せてくれる兼六園。桜のシーズンは特に人気があり、無料開園や夜間ライトアップなどが催されます。

ベストシーズン

兼六園は四季折々の良さがありますのでお好きなときに行かれて構わないのですが、6月の「金沢百万石まつり」や年末年始などは無料開園となりますので、大晦日の夜に兼六園を通って「金澤神社」への初詣もすてきな旅の思い出となるでしょう。

行き方

最寄り空港は小松空港。兼六園までは北陸自動車道を使って車でおよそ43分。またはリムジンバスで金沢駅前へ行き、バスで行くこともできます。羽田空港をご利用の方は北陸新幹線かがやきのJR金沢駅下車。

現地の楽しみ方

■春

雪がとけ、緑が芽吹くと、園内にあるおよそ3,000㎡の梅林にあるおよそ20種類200本につける梅の花が春を告げてくれます。そうしてこれまでモノトーンだった兼六園に彩りとセキレイやシジュウカラなどのさえずりが添えられるようになると、桜のつぼみがふくらみ始めます。園内にはおよそ40種類400本の桜の木があり、例年の見ごろは4月中旬ころ。中でも「兼六園菊桜」は通常の菊桜の倍以上の花弁を持つことで知られ、見ごろがソメイヨシノが散ったあとの4月下旬から5月中旬と初夏の行楽シーズンまで続きます。

■夏

木々の緑が深まり、足元の苔がつややかになると、涼を求めてやってくる地元の人々が増え始めます。ここ兼六園の中を流れる水は、鮮やかな紅葉で有名な築山「山崎山」の岩間から流れ出るもの。「随身坂口」近くにある、金沢の地の由来となった「金城霊沢」と合わせてご覧ください。

■秋

木々の緑に赤色が交じり始めるころ、1年でもっとも美しいとされる中秋の名月がのぼります。園内には名月を楽しむためだけにつくられた「月見橋」と「月見灯籠」があり、中秋の名月にあわせて特別開園を行っています。そうして秋が深まり紅葉のシーズンを迎えると、桜の季節同様、夜のライトアップが始まります。例年の見ごろは10月下旬~11月中旬です。

■冬

兼六園の冬の風物詩「雪吊り」の作業は11月に始まります。本格的に降り始めるのは12月半ばころで、雪の似合う兼六園は清浄な雰囲気に包まれ格別の眺めとなります。特に雪釣りの縄に積もった雪が朝日に照らされてきらきらときらめく姿は、目をみはる美しさがあります。また2月には夜のライトアップが行われ、水墨画のような園内に黄金色に輝く「雪吊り」がとても幻想的です。

■ご当地グルメ

兼六園のある金沢(Kanazawa)には加賀百万石の伝統が育んだ四季折々の豊かな食文化があります。名産の九谷焼や金沢漆器などの華やかな器に盛り付けられた「加賀料理」をぜひ味わってみてください。

■体験アクティビティ

金沢には「ひがし」「にし」「主計町(かずえまち)」の3つの茶屋街があり、格子窓が連なる艶めいた街並みを目にすることができます。およそ50名の芸妓たちが大切に継承してきた伝統的なお座敷文化を体験してみましょう。お申込み・お問合せは金沢市観光協会(TEL:076-232-5555)まで。

※観光局・お問合せ先

金沢市観光協会:https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/mailform_n/index.html