​インティ・ライミ

絶対行くべき世界の 体験・お祭り

ペルー

Inti Raymi

ペルー・クスコ

6月24日

お祭りの特徴

インカ帝国の首都クスコで行われていたとされる、太陽神インティを祀る「インティ・ライミ」。北半球の夏至は南半球では冬至、一年で一番昼が短い日です。これから日に日にのびていく日の長さに、来年の豊作を願います。古来から続くインカの儀式を現代によみがえらせ、壮大なスケールで繰り広げられる「インティ・ライミ」は、南米3大祭りのひとつとして世界中から多くの観光客を集めています。

お祭りの歴史

始まりは1412年。当時のインカの皇帝パチャクテクによって執り行われたと言われています。16世紀にインカ帝国が崩壊した後、一時的に中断されていたものの、1944年に歴史物語の演劇として復活。現在では実際にクスコの街を使って大々的に行われています。

パレード

クスコの街の中心「アルマス広場」で踊りや歌の奉納パレードが行われます。太陽神の子であり祭りの司祭でもあるインカ帝国皇帝に続き、僧や神官、貴族が入場した後、インカの血をひくとされる各部族たちが民族衣装をまとって登場。太鼓や笛に合わせて歌ったり踊ったり、ときに雄たけびを上げながら行進していきます。

旅行者の参加

イベント化しているとはいえ「インティ・ライミ」は神聖な儀式です。儀式に参加はできませんが、観客席(有料)が用意され見物することは可能です。

準備するもの

「インティ・ライミ」が行われる6月下旬は乾季にあたり、旅のベストシーズン。とは言え、標高がおよそ3,600mありますから、長袖や上着があると安心です。

現地の楽しみ方

■インティ・ライミの見どころ「コリカンチャ」

インティ・ライミの最初の舞台は太陽の神殿「コリカンチャ」。まずここでインカ帝国皇帝による開会宣言が行われます。例年9時ころに響くほら貝の音を合図に、軽快な笛と太鼓のリズムに合わせて、色鮮やかな衣装を纏った大勢の兵士や楽団、巫女たちが次々と姿を現し、太陽神インティをたたえる歌や踊りを披露します。そうしてコリカンチャのバルコニーに狼煙が上がると、皇帝が現れケチュア語で神への感謝を述べた後「インティ・ライミ!」と叫ぶと、インカの子孫たちが、「ウォ~!」と呼応します。インティ・ライミの祭りが始まります。

■インティ・ライミの見どころ「サクサイワマン遺跡」

「アルマス広場」でのパレードが終わると、インティ・ライミ最後の舞台である「サクサイワマン遺跡」に移ります。ここでもまず、クスコの市旗にもなっている7色のインカの旗と各州を表す赤色、白色、黄色、緑色と4色の旗をなびかせながら、笛と太鼓のリズムに合わせた歌や踊りが披露され、観客を沸かせます。そしていよいよインカ皇帝による「生贄の儀式」。中央に設置された舞台で、事前に用意されたリャマの心臓を太陽神インティに捧げて、お祭りは終了します。

■南米3大祭り「リオのカーニバル」

認知といい動員数といいその熱狂ぶりといい、世界最大のカーニバルと言っても過言ではない「リオのカーニバル」。世界中からおよそ100万人の観光客が押し寄せ、普段でも賑やかなリオの街が一層熱気の渦に包まれます。各チーム、打楽器隊(バテリア)だけでも200人以上、総勢2,500人~4,000人と言われ、1チームあたり5~6台の高さおよそ10mの山車(アレゴリーア)を曳きながらのサンバのパフォーマンスは圧巻。強烈なサンバのリズムは、一度体感したら忘れることができません。

■南米3大祭り「オルロのカーニバル」

ラテン音楽の里ボリビア・オルロ(Ciudad de Oruro)で毎年2月末ころに行われる踊りの祭典。有名なカポラルを始め、大きな仮面をつけたり、鳥の羽のついた大きな帽子を被ったりと民族色の強い多種多様な踊りや音楽が特徴。期間中は水掛け遊びも行われ、文字通りのお祭り騒ぎとなります。

■クスコのクリスマスマーケット

インティ・ライミの第2会場である「アルマス広場」では、毎年12月24日に伝統の「サントゥランティクイ(Santuranticuy)」と呼ばれるクリスマスマーケットが立ちます。赤ちゃんイエスの人形やその衣装、イエスの誕生シーンを模したミニチュアグッズ、さらにクスコのさまざまな民芸品・工芸品などが並び、カトリックとアンデスの文化が入り混じった独特な雰囲気のマーケットです。