​五色沼

日本の景色 100選

福島県

福島県  五色沼

(Goshiki Numa)

福島県のシンボル「会津磐梯山(Aizu Bandaisan)」の北側にあるエメラルドグリーン色やコバルトブルー色に輝く神秘的な湖沼群「五色沼」。よく知られるのは「毘沙門沼(Bishamonnuma)」「赤沼(Akanuma)」「深泥(みどろ)沼(Midoronuma)」「弁天沼(Bentennuma)」「瑠璃(るり)沼(Rurinuma)」「青沼(Aonuma)」。磐梯山の噴火口から五色沼へ流れ出る酸性の水は温泉のアルカリ成分によって中和され、それぞれの湖沼がもつ水和性のアルミニウムや珪酸、酸化鉄などの成分と混じると、光の加減でさまざまな色に変色して見えます。観光用に散策コースも整備されていますので、標高およそ800mのこの風光明媚な裏磐梯をぜひ探勝してみてください。

ベストシーズン

カエデやモミジ、ヤマウルシなどの広葉落葉樹に囲まれた五色沼も10月中旬から下旬にかけて木々が色づき始め、美しい沼の水の色とのコントラストが映える季節を迎えます。中でも「裏磐梯高原駅(Urabandaikogen Eki)」近くにある「柳沼(Yanaginuma)」の景観は素晴らしく、時間や体力に自信がない人でも五色沼と紅葉のセットを見ることができます。

行き方

最寄り空港は福島空港。五色沼のある裏磐梯までは東北自動車道と磐越自動車道を使って車でおよそ1時間19分。また羽田空港をご利用の方は東北新幹線にてJR郡山駅で乗り換え。JR猪苗代駅よりバスをご利用ください。

現地の楽しみ方

■五色沼の歩き方

五色沼へはまずJR猪苗代駅からバスで「五色沼入口」へ向かいます。そこからは「磐梯山」を眺めながら、青緑色に光る五色沼最大の「毘沙門沼」、根元が赤い鉄錆色に染まった草木に囲まれている「赤沼」、3つの色の水を持つ「深泥沼」、遠く吾妻山の山並みも望める「弁天沼」、見る場所によって見える水の色が変わる「瑠璃沼」、五色沼の中でもっとも青白く輝く「青沼」と回ると、JR猪苗代駅行きのバス停「裏磐梯高原駅」近くに出ます。その全行程はおよそ36kmです。

■桧原湖(ひばらこ)

明治21年(1888年)の磐梯山の噴火とともに発生した山体崩壊によりできた日本で最大の火山性堰止湖である「桧原湖(Hibarako)」。それまでそこにあった集落は水没し、現在でも水位が下がる秋から冬にかけて、水没前にあった大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の鳥居や参道の杉並木の古木が現れます。

■桧原湖温泉郷

桧原湖の周辺には湧き出る温泉が自慢の民宿やペンションが建ち並びます。泉質は肌に優しい単純温泉から、身体の芯から温め散策や登山などの疲れを癒してくれる塩化物泉など種類も豊富。

■磐梯山(Bandaisan)

福島県のもうひとつのシンボル「猪苗代湖(Inawashiroko)」側から眺める磐梯山は、会津富士と言われるほど美しい山の姿をしており、「表磐梯」と呼ばれています。しかし「五色沼」や「桧原湖」側からの眺めは一転、山体崩壊の跡の荒々しい裏の表情を見せてくれます。人気の登山コースは、標高差の少ない「八方台登山口コース」。4合目にあたる「弘法清水」周辺からは裏磐梯の檜原湖や火口原、火口壁などを見ることも可能です。例年山開きは例年5月中旬以降、初雪は10月下旬です。

■ご当地グルメ

塩といえば海水から製塩しますが、ここ裏磐梯では大塩裏磐梯温泉の塩化物泉を煮詰めて製塩します。苦みがなくまろやかで、しょっぱさの中にも甘みがあり、色々な料理によく合います。手間暇がかかるため、年間の生産量はおよそ2トンと少なめ。その希少な「会津山塩」はお土産ばかりか、自身の旅の記念にもぴったりです。

■体験アクティビティ

軽くてふわふわな雪の国「裏磐梯」。スキーやスノーボードはもちろん、スノーシューを履いて冬の間にだけ磐梯山の爆裂火口にできる黄色く輝く氷瀑「イエローフォール」や、青に輝くブルーアイスの間を名水100選の泉が流れ込む小野川不動滝を見学することができます。お申込み・お問合せは「裏磐梯もくもく自然塾(TEL:0241-23-9018)」まで。

※観光局・お問合せ先

裏磐梯観光協会:https://www.urabandai-inf.com/?page_id=493