​東藻琴芝桜公園  /  大空町

日本の景色 100選

北海道

北海道  大空町  東藻琴芝桜公園

(Higashimokoto Shibazakura Kouen)

東藻琴(ひがしもこと)市街から藻琴山方向におよそ8kmのところに広がる芝桜の丘があります。今でこそおよそ8haにおよぶ「ピンクのじゅうたん」として大勢の観光客が楽しみにしている初夏の絶景となりましたが、もともとは終戦直後に庭に植えたひと握りの株。毎日、陽が昇るころから暗くなるまで小高い丘一面に生い茂ったカバの木などを刈り払い、根を掘り起こして火山灰地を耕し、苗をひと株ずつ植える作業を続けてきました。しかも急斜面なので機械は使えず、一人っきりの手作業で1年に1haほどしか開拓できません。その上タンポポなどの雑草抜きも並行して行わなければならず、1日たりとも休めません。そんな苦労の結晶が今私たちが目にできる百八十度に展開する芝桜の大パノラマ。思わず息をのむ絶景を味わいに行きませんか?

ベストシーズン

ベストシーズンは、開花のピークを迎える5月上旬~6月上旬。例年「ひがしもこと芝桜公園」では「ひがしもこと芝桜まつり」が開催されています。

行き方

最寄り空港は女満別空港。東藻琴芝桜公園までは車でおよそ30分です。また新千歳空港をご利用の方はJR網走駅より路線バスをご利用いただき、東藻琴(バス会社前)からタクシーで5~6分です。1日5便(土日祝日は4便)、所要時間はおよそ40分です。

現地の楽しみ方

■芝桜花街道(Sibazakura Hana Kaido)

オホーツク海沿岸の藻琴駅から「ひがしもこと芝桜公園」「藻琴山」を通り、川湯温泉(Kawayu Onsen)までのおよそ50kmの観光街道(道道102号線)。初夏の芝桜の季節はもちろん、紅葉に彩られた藻琴山を眺めながらのドライブもおすすめです。

■川湯温泉源泉まつり

摩周湖から車でおよそ20分のところにある「川湯温泉」。大自然の絶景に囲まれた摩周湖(Masyu Ko)から一変し、にぎやかな温泉郷が広がります。川湯温泉郷の中心部には高温の温泉が流れる川があり町中には硫黄臭が立ち込め火山活動の活発さがうかがえます。また8月1日からお盆過ぎまで夏祭りが開催され、浴衣姿で夜店をのぞく観光客でいっぱいになります。泉質は硫黄泉と酸性明礬泉で、温泉水が湯の花によって白濁しているのが特徴。

■摩周湖

世界一クラスの透明度を誇るカルデラ湖「摩周湖」。注ぎ込む川も流れ出る川もないのに水位はいつも変わらない不思議な湖は、多くの時間を霧が包み込みなかなか姿を見せてくれず、古くから「霧の摩周湖」と呼ばれています。また不純物をほとんど含まない聖なる水が作り出す独特の深い青色は「摩周ブルー」とたたえられ、湖の周囲を高さおよそ300~400mの絶壁に囲まれるさまから地上に残された最後の聖域と言われています。

■藻琴山登山道

芝桜花街道から藻琴山登山口銀嶺荘(Ginrei So)の看板に沿って進むと、8合目にある山小屋「銀嶺水」まで行くことができます。そこが藻琴山登山口です。山小屋の手前には銀嶺水と呼ばれている湧き水が勢いよく湧きだし、口に含むと甘味が感じられる軟水となっています。コースタイム片道30分とハイキング感覚で登山を楽しむことができます。9合目を過ぎると木々の間からオホーツク海を見ることができ、頂上に着くと眼下に屈斜路湖を一望できます。山開きは例年6月中旬の日曜日です。

■ご当地グルメ

東藻琴芝桜公園から車でおよそ10分の「ひがしもこと乳酪館(Higashimokoto Nyurakukan)」には、東藻琴の豊かな大地で育まれた乳牛からとれたミルクを使ったチーズやソフトクリームなどの乳製品が勢ぞろい。「手づくりバター教室」ではおよそ100gのバター作りが体験できます(要予約)。

■体験アクティビティ

東藻琴芝桜公園には釣り堀やゴーカート、キャンプ場など楽しい施設がいっぱい。ユニークな形をしたバンガロー「ドリームハウス」はキッチン完備で7~8名収容可能な施設です。また園内には日帰り温泉施設「芝桜の湯(Shibazakura no yu)」もあり、網走や知床、摩周、阿寒観光の拠点としても使えます。

​※観光局・お問合せ先

大空町東藻琴総合支所:0152-66-2131