​摩周湖  /  弟子屈町

日本の景色 100選

北海道

北海道  弟子屈町  摩周湖

(Masyu ko)

世界一クラスの透明度を誇るカルデラ湖「摩周湖」。注ぎ込む川も流れ出る川もないのに水位はいつも変わらない不思議な湖は、多くの時間を霧が包み込みなかなか姿を見せてくれず、古くから「霧の摩周湖」と呼ばれています。また不純物をほとんど含まない聖なる水が作り出す独特の深い青色は「摩周ブルー」とたたえられ、湖の周囲を高さおよそ300~400mの絶壁に囲まれるさまから地上に残された最後の聖域と言われています。

ベストシーズン

ベストシーズンは新緑の6月後半~紅葉の10月にかけて。なお冬の間は摩周湖に通じる道路が通行止めとなるので、一般の観光客が近づくことは大変難しくなります。

行き方

最寄り空港は女満別空港。摩周湖までは車でおよそ1時間20分です。また新千歳空港をご利用の方はJR摩周駅より路線バスをご利用いただけます。1日2便、所要時間はおよそ25分です。

現地の楽しみ方

■カムイシュ島(中島)

摩周湖にえくぼのようにただひとつ浮かぶ「カムイシュ島(Kamuishu to)」。カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」を意味します。見えている部分の大きさはおよそ110m×40mで、水面からの高さはほんの30mほど。しかし実はこの島、高さおよそ240mの火山の頂上部がほんの少しだけ水面上に顔を出している状態。摩周湖の中に硫黄山を少し小さくしたような火山が姿を隠しているのだそうです。

■摩周岳(カムイヌプリ)

摩周湖の東岸(展望台正面)にその雄姿を見せる「摩周岳」。標高は857mで、頂上はゴツゴツした溶岩の岩場になっています。第一展望台から頂上までは、徒歩でおよそ2時間30分で登ることはできますが、その道中はけして気軽とは言いがたく、ちゃんとした登山の用意が必要です。その代わり頂上からの眺めは抜群で、眼下の摩周湖や摩周岳の火口底、阿寒連山から根釧原野、大雪山連邦、知床連山などの雄大な景観を欲しいままにできます。

■摩周第一展望台

摩周湖にある3つの展望台でもっともポピュラーな「摩周第一展望台」。摩周岳(カムイヌプリ)とカムイシュ島(中島)の真正面にあり、遠くには斜里岳を望むことのできる絶景スポット。美しい摩周湖に見とれて、展望台の背面にあたるおよそ50万haの広大な根釧台地も見逃さないでくださいね。

■川湯温泉源泉まつり

摩周湖から車でおよそ20分のところにある「川湯温泉(Kawayu Onsen)」。大自然の絶景に囲まれた摩周湖から一変し、にぎやかな温泉郷が広がります。川湯温泉郷の中心部には高温の温泉が流れる川があり町中には硫黄臭が立ち込め火山活動の活発さがうかがえます。また8月1日からお盆過ぎまで夏祭りが開催され、浴衣姿で夜店をのぞく観光客でいっぱいになります。泉質は硫黄泉と酸性明礬泉で、温泉水が湯の花によって白濁しているのが特徴。

■ご当地グルメ

川湯温泉郷の温泉水100%で養殖される「摩周鯛(ティラピア)」。味や触感は鯛そのもので、川湯温泉の名物となっています。道東の海の幸、山の幸といっしょに刺身や唐揚げにしてお召し上がりください。またJR摩周駅では全国駅弁大会2位の「摩周の豚丼」が販売されています。

■体験アクティビティ

自然あふれる摩周湖周辺を楽しむなら「無料レンタサイクル」がおすすめ。温泉や名物グルメ、おみやげもの屋巡りに利用しない手はありません。運がよければエゾ鹿やキタキツネと出会えるかも?JR摩周湖駅またはJR川湯温泉駅前で借りられます。

※観光局・お問合せ先

自然公園財団:http://www.bes.or.jp/contact/