仙酔島

日本の景色 100選

​広島県

広島県  仙酔島

(Sensuijima)

日本初の国立公園「瀬戸内海国立公園(Setonaikai Kokuritsukoen)」の見どころのひとつ「仙酔島(せんすいじま)」。広島の名勝「鞆の浦(とものうら)」に浮かぶ小島で、その名が示す通り、神通力をおさめた仙人でさえ酔ってうほどの美しさで古来より人々を魅了してきました。島の中心にある大弥山の角度はダイヤモンドのカット面と同じ72度と言われ、まさに瀬戸内海に浮かぶダイヤモンド。鞆の浦(Tomonoura)からフェリーでおよそ5分です。※観光の際は現地の最新の情報を必ずチェックしてください。

ベストシーズン

仙酔島の夏の夜の楽しみと言えば「海ほたる観賞」。海ほたるが見せる幻想的な青い光の世界は必見です。例年水温の上がってくる4~11月ころまで見られます。

行き方

最寄り空港は広島空港。鞆の浦までは車でおよそ1時間5分。また空港バスでJR福山駅まで行き、路線バスに乗り換えても可。東海道・山陽新幹線ひかりをご利用の方は、JR福山駅で下車してください。仙酔島までは福山市営渡船場からフェリーでおよそ5分です。

現地の楽しみ方

■浦島太郎の浜(Urashima Taro no Hama)

仙酔島は上空から見ると海亀の形をしており、島の南側にある5色の岩が浦島太郎を竜宮城まで導いた5色の海亀に通じることから、浦島伝説がまことしやかに語られています。こちらの島では浦島太郎はこの浜で亀を助け、竜宮城で玉手箱といっしょに持ち帰った弁天像を向かいの「弁天島」に奉納したとされています。

■五色岩(Goshikiiwa)

「浦島太郎の浜」から海岸沿いにおよそ2kmに渡って遊歩道が整備されています。その中ほどには青色、赤色、黄色、白色、黒色と5色の岩が層をなす岩壁があり、独特の景観を見せています。そのあまりの神秘的な景色から、仙酔島はパワースポットとして人気を集めています。

■下加美島(Shimokamishima)

遊歩道をさらに進むと浜からおよそ100m離れた海の中に小さな岩島「下加美島」が浮かんでいるのが見えます。仙酔島の沖は瀬戸内海の中心で西と東の潮流が出会う場所とされ、その影響で島の周囲は波の浸食が激しくいくつもの海食洞や海食門が見られます。また満干差が4mもあり、干潮時になると「下加美島」まで歩いて渡ることができます。

■弁天島(Bentenjima)

「弁天島」にはその名の通り、水の神「弁財天」を祀る朱塗りの弁天堂が建っています。そして江戸時代には旧暦4月14日に海の安全を祈願して弁天祭が行われていました。その当時から「煙火祭」と呼ばれる瀬戸内に初夏の訪れを告げる花火大会がありました。「弁天島花火大会」と名こそ変わりましたが、今でも瀬戸内の夜空をひと足早く夏色に彩ります。

■ご当地グルメ

鞆の浦と言えば「鯛めし」。およそ380年伝わる伝統漁法「鯛網」で産卵のために自然豊かな瀬戸内海に集まった鯛を、文字通り一網打尽。その他、出荷量日本一の「広島カキ」、宮島の「あなご飯」、三原の「やっさタコ」などあげればキリがありません。

■体験アクティビティ

JR福山駅南口地下駐輪場ではレンタサイクルの貸し出しをしています。残念ながら仙酔島行きフェリーに載せることはできませんが、昔の町並みが多く残る福山市街や鞆の浦は見所も盛りだくさん!細い路地の細部までくまなく回ることができます。お問合せは「福山駅南有料自転車駐車場(TEL:084-922-9110)」まで。

※観光局・お問合せ先

広島県観光連盟:https://www.hiroshima-kankou.com/contact