厳島神社

日本の景色 100選

広島県

広島県  厳島神社

(Itsukushima Jinja)

いにしえより神の島として島全体が崇められてきた「宮島(Miyajima)」は、海の中に浮かぶ高さおよそ16mの大鳥居に魅かれ毎年400万人以上の観光客が訪れる日本有数の観光スポットのひとつです。その中心は何と言っても「厳島神社」。弓状に広がる遠浅の「御笠浜」沿いに建てられ、瀬戸内海を池にみたてた壮大な寝殿造りは世界でも類をみません。その長い歴史の間に幾度か手が加えられているものの、造営当時の佇まいを忠実に守り今に伝えています。※観光の際は現地の最新の情報を必ずチェックしてください。

ベストシーズン

島全体が色づく11月中旬~下旬がおすすめ。中でもおよそ200本もの紅葉が一斉に赤く染まる「紅葉谷公園」は期待を裏切りません。また宮島で最古の歴史を持つ「大聖院(だいしょういん)」と紅葉の組み合わせは本当に絵になります。

行き方

最寄り空港は広島空港。厳島神社のある宮島に渡る宮島口までは山陽自動車道を使って車でおよそ1時間3分。また空港バスでJR白市駅まで行き、JR山陽本線に乗り換えてJR宮島口駅へ行くこともできます。東海道・山陽新幹線のぞみをご利用の方は、JR広島駅でJR山陽本線に乗り換えてください。宮島まではフェリーでおよそ10分です。車・自転車の乗船可。

現地の楽しみ方

■弥山(みせん)

聖なる島「宮島」の主峰「弥山(Misen)」には、ふもとの「厳島神社」をはじめ、「御山(みやま)神社」や「大聖院」など山頂付近にいたるまで数々の寺社があり、古くから参拝者が絶えません。山頂一帯には磐座(いわくら)と見られる巨石群や岩塊群などの祭祀遺跡も残り、古代より霊山として大切にされてきたことが伺えます。現在は登山ルートやロープウェイが整備され、眼下に広がる瀬戸内海の多島美や多様な植物相をもつ自然の森の美しさを気軽に一望できるようになっています。

■大聖院(Daishoin)

806年に空海(弘法大師)により創建されたとされる「大聖院」。その際に行われた加持祈禱の火は1,200年以上たった今も途絶えることなく燃え続け、広島の平和記念公園の「平和の灯火」の元火になりました。その「消えずの火」は弥山の山頂近くの「霊火堂」にあります。

■管絃祭(かんげんさい)

毎年旧暦6月17日に厳島神社で行われる船神事で、平清盛によって始められたとされています。当時は対岸の「地御前(じごぜん)神社」から「厳島神社」まで舟を出し管絃を奉納していましたが、鎌倉時代ころから現在と同じ、厳島神社の主祭神である宗像三女神(むなかたさんじょしん)をのせた御鳳輦(ごほうれん)を地御前神社前の海上へと運び、管絃を奉納しています。また還御前には長浜神社や大元神社などにも立ち寄り、雅な平安絵巻は、深夜まで続きます。

■ご当地グルメ

宮島と言えば、香り、味、歯ごたえのバランスのとれた「牡蠣」が有名ですが、風味と柔らかさが絶妙な「あなご」も忘れてはいけません。各店秘伝のタレを使い、口にした瞬間に特有の旨みがほわっと広がるあなご飯や丼が味を競っています。またきな粉をまぶした「太閤の力餅」も人気です。

■体験アクティビティ

宮島行きフェリーには、宮島フェリーターミナルに直行する通常便の他、宮島のシンボル「大鳥居」のそばを通る大鳥居便もあります。停泊こそしませんが、厳島神社と大鳥居を撮影したい方はこちらの便をご利用ください。

※観光局・お問合せ先

広島県観光連盟:https://www.hiroshima-kankou.com/contact