​ハバナ

世界の 美しい街・絶景の街

キューバ

La Habana

コロンブスが地上で一番美しい島と称えたカリブ海最大の島キューバの首都「ハバナ」。言わずと知れた人口はおよそ200万人のカリブ海地域における最大の都市です。街は革命広場を挟んで旧市街地(Old Havana)と新市街地に分かれ、白いスペイン風の建物が多い旧市街は4つの要塞とともに世界遺産に登録されています。

この旧市街は16世紀初頭に新世界にいち早く進出したスペイン人により、旧世界とつなぐ港湾都市として建設されました。港は新世界で産出された富や財宝を積んだ船で埋め尽くされ、しばしば海賊の襲撃に遭ったことから要塞化され、フエルサ要塞(Castillo de la Real Fuerza)、モロ要塞(Morro Castle)、プンタ要塞(San Salvador de la Punta Fortress)、カバーニャ要塞(La Cabaña)などが次々と建設されていきました。

街にはハバナ大聖堂(サン・クリストバル大聖堂)やハバナ大劇場(ルシーア・ロルカ劇場)、ビエハ広場など、現在でもハバナを代表するバロック建築や新古典主義建築の建造物がつくられ、当時の繁栄ぶりを伝えています。革命以降、近代化が遅れ多くの建物が廃墟と化したキューバですが、現代文化に染まらない独自の時を刻むこの街に魅かれる観光客で、かつての輝きを取り戻しつつあります。

行き方

最寄り空港は、ホセ・マルティ空港(Aeropuerto Internacional José Martí))。日本からの直行便はなく、メキシコのカンクンまたはカナダのトロント経由が一般的。所要時間はおよそ15時間~。

ベストシーズン

ベストシーズンは、乾季の11~4月。6~10月は雨季にあたり湿度が高いが、一日中降り続くことはありません。ハリケーンの多い9~10月は避けた方が無難です。もっとも涼しくなる1~2月で、平均気温がおよそ22度。ただし朝晩は冷え込むことがあるので、長袖や上着があると安心です。

現地の楽しみ方

■ハバナ名物「クラシックカー」で市内観光

キューバの首都であるハバナにはたくさんの見どころがありますが、中でも目を引くのが「クラシックカー」。他の国ではなかなかお目にかかれないようなレトロな車が、これでもかというくらいハバナの街を疾走しています。観光客の足となるタクシーもクラッシクカーだったりしますので、バスに比べて割高ではありますが、旅の思い出に利用してみてはいかがでしょうか。

■キューバの伝説的英雄「チェ・ゲバラ」を巡る市内観光

フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルに「20世紀で最も完璧な人間」とたたえられたキューバの伝説的英雄「チェ・ゲバラ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna)」。ハバナには、革命広場や革命博物館、チェ・ゲバラ第一邸宅、チェ・ゲバラ研究所(チェ・ゲバラ第二邸宅)など彼ゆかりの観光スポットが目白押し。現地ツアーも出ています。

■ハバナ発祥の「ダイキリ&モヒート」

キューバはスペイン植民地時代からサトウキビ栽培が盛んで、サトウキビを原料にして作る蒸留酒・ラム酒が有名。ご存知の通り「ダイキリ」や「モヒート」はハバナ発祥のラム酒のカクテルとして男女問わず人気です。世界の文豪ヘミングウェイに「わがダイキリはフロリディータにて、わがモヒートはボデギータにて」と言わしめた旧市街にあるバー「ラ・フロリディータ」と「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」には連日大勢の観光客でいっぱいです。

■ホテル・アンボス・ムンドス

1925年創業のハバナ旧市街にある赤レンガの老舗ホテル「ホテル・アンボス・ムンドス(Hotel Ambos Mundos)」。1930年代に文豪アーネスト・ヘミングウェイが7年間滞在し、かの名作「誰が為に鐘はなる」を執筆したことでも有名。執筆に使用した511号室は、現在ヘミングェイの小さな博物館として公開されています(宿泊者は入場無料)。

■ハバノス・フェスティバル

毎年2月下旬から3月上旬の5日間で開かれる世界最大のハバノス(葉巻)の祭典。ハバノソムリエ(葉巻のソムリエ)の世界大会もあり、ハバナだけでなく、シガー工場を持つ近郊都市でも盛り上がります。その他ハバナではクラシックギターやバレエ、ジャズなどさまざまな国際大会が開かれています。