青の洞窟

イタリア

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Grotta Azzurra

ナポリ(Napoli )のカプリ島(Isola di Capri)にある「青の洞窟(Grotta Azzurra)」。断崖絶壁にわずかに開いた入り口の内部には、水面から放たれる深い青色に輝く神秘的な空間が広がっています。かつては地上にあった洞窟が、地盤沈下により海面下へ沈んだと言われています。そして、水中に開いた穴から洞窟内に入った太陽光が石灰を多く含んだ白い海底に反射することで、海が青い光をたたえるように輝くのだそうです。

そのため、この青の洞窟は晴れた日にしか現れません。また、入り口の高さはおよそ1mと、非常に狭いため波が高い日も入場禁止。そう簡単には出会えないからこそ、人々の好奇心をそそり一目見ようと世界中から多くの観光客が訪れています。

洞窟内からは海にまつわるポセイドンやトリトンの彫像が見つかっており、かつてのローマ皇帝がプライベートプールや入浴に使用していたのではないかと考えられています。古代ローマ時代には地上から洞窟内にアクセスする地下通路があったのではと言う専門家もいますが、いまだ発見されていません。

シーズン

ベストシーズンは天候が安定し、海も穏やかになる6月。それでも青の洞窟に入れる確率は80%ほどと言われます。6月を含む夏季が観光シーズンとなります。また午後より午前中の方が入洞の確立が上がるとも。ちなみに冬季の入洞の確率は、天候と潮の関係で20%以下と言われています。

行き方

日本からローマまたはミラノまではおよそ13時間。国内線に乗り換えおよそ1時間でカプリ島のあるナポリへ。カプリ島行きの船着き場モロ・ベベレッロ(Molo Beverello)までは、チェントラーレ駅からタクシーでおよそ15分。高速船でカプリ島までおよそ45分。そこからモーターボートで青の洞窟前まで行き、さらに入洞用の小型ボートに乗り換える必要があります。

その他見所

​青の洞窟に入洞できずとも、白い岩肌と豊かな緑、そして海の青に彩られたカプリ島自体が魅力あふれるリゾート地。美しい街並みにはオシャレなお店やレストランが多く立ち並びます。また、カプリ島はレモンの産地としても有名で、レモンを使ったお土産品が豊富で、特にレモンリキュール「リモンチェッロ」が観光客から人気を集めています。

旅のテクニック

青の洞窟前には、入洞用の小型ボートに乗り換えるための渋滞ができていることもしばしば。ハイシーズンは2時間以上も待つことがあります。その間、ボートの上でずっと待つことになるので、日よけ対策はしっかりとしていきましょう。もちろん、飲み水の用意もお忘れなく。