竹田城跡

日本の景色 100選

兵庫県

兵庫県  竹田城跡

(Takedajoseki)

室町時代に建てられたとされる日本屈指の戦国山城「竹田城」の城跡。1612年の一国一城令で廃城となるまでのおよそ200年間、但馬国(現在の兵庫県北部)を守り、現在では円山川の川霧による雲海に浮かぶ古城跡として人気を集めています。なお雲海に浮かぶ「竹田城跡」を眺めるなら、城の南東にある「立雲峡」がおすすめです。

ベストシーズン

但馬地方の晩秋の風物詩「雲海(朝霧)」は、例年9~11月末ころが見頃とされています。時間帯は明け方で、早起きが必要ですが日の出とともに見る雲海は圧巻です。

行き方

最寄り空港は神戸空港。武田城跡までは舞鶴若狭自動車道を使って車でおよそ1時間52分。または神戸空港から空港バスでJR姫路駅へ。JR播但(ばんたん)線に乗りJR竹田駅下車。JR竹田駅からは徒歩およそ22分です。東海道・山陽新幹線ひかりをご利用の方はJR姫路駅で下車してください。

現地の楽しみ方

■立雲峡(りつうんきょう)

朝来山(あさごやま)の中腹にある渓谷で、毎年4月上旬には「但馬吉野」とたたえられるほどの見事な山桜で覆われる「立雲峡(Ritsuunkyo)」は、周囲に「おおなる池」や「竜神の滝」など無数の奇岩・巨岩、名瀑が点在する山陰地方随一の景勝地です。「立雲峡」には3ヶ所の展望台があり、いずれからも竹田城跡を望むことができます。竹田城跡から車でおよそ15~20分です。

■糸井渓谷(Itoi Keikoku)

兵庫県と京都府の県境の床尾山(とてさん)にある渓谷で、例年11月中旬になると周辺の木々が色づき始め、紅葉狩りが楽しめます。「とての三滝」「不動の滝」「おう穴」などが赤や黄の紅葉に彩られるさまは必見です。また樹木保護のため付近へは立ち入ることができませんが、渓谷の最奥部には樹齢2,000年の「カツラの巨木」があります。竹田城跡から車でおよそ60分です。

■生野(いくの)銀山

平安時代初期に開坑され昭和48年(1973年)までおよそ1,200年間、採掘され続けてきた日本有数の銀山「生野銀山(Ikuno Ginzan)」。とくに戦国時代から明治時代にかけては時の政府の直轄地として管理され、我が国の重要な財源のひとつでした。坑道の総延長はおよそ350kmと言われその内の1kmを現在、史跡として見学できます。竹田城跡から車でおよそ40分です。

■城崎(きのさき)温泉郷

明治から昭和にかけての文豪「志賀直哉」の代表作「城の崎まで」を執筆した地として知られる「城崎温泉郷(Kinosaki Onsenkyo)」。志賀直哉本人が語ったとされる「鳥谷武一手記」によれば『温泉はよく澄んで湯治によく、周囲の山々は緑で美しい。おいしい日本海の魚を毎日食膳に出し、客を楽しませてくれる。人の心は温かく、木造作りの建物とよく調和している』そうです。他にも島崎藤村や与謝野晶子など名だたる小説家や詩人などが訪れています。泉質は身体を芯から温め、疲れた身体を癒してくれる塩化物泉。竹田城跡から車でおよそ60分です。

■ご当地グルメ

古くから「但馬(たじま)」と呼ばれたこの地帯では、日本全国の名だたるブランド和牛の素牛である「但馬牛」が飼育されてきました。絶妙の柔らかさと、抜群の舌ざわりをもつ但馬牛は、一度食べたら忘れられない味になることうけあい。

​※観光局・お問合せ先

ひょうごツーリズム協会:078-361-7661