​白川郷

日本の景色 100選

岐阜県

岐阜県  白川郷

(Shirakawago)

日本有数の豪雪地帯である岐阜県高山市南西部の山中峠(標高1,375m)の湿原を水源とする庄川(しょうがわ)上・中流域には合掌造りと呼ばれる急勾配の茅葺き屋根を持つ、この地域独特の住宅建築様式の住居が点在する集落がいくつかあります。そのひとつが「白川郷」。通常の家屋と違い45~60度といった急な角度の屋根に豪雪対策ばかりが語られがちですが、屋根の内部(屋根裏)には2~3層の作業スペースがあり、農作物の生産が厳しい環境を補うべく養蚕を営まれていました。希少ではあるもののけして原始的ではなく、大変合理的な家屋であることは現在もなおそこで暮らす人々がいるということが何よりもの証拠です。

 

※白川郷では現在も大勢の人が生活を営んでいます。住民のプライバシーやゴミの持ち帰り、喫煙等、マナーを守って散策してください。集落内に宿泊される方以外のご見学は午前8時~午後17時です。

ベストシーズン

スキー場は例年12月下旬~3月上旬まで営業していますが、白水湖へ通じる白山公園線は10月末頃より翌年6月上旬頃まで冬期閉鎖されますのでご注意ください。紅葉の見ごろは10月の下旬ころです。

行き方

最寄り空港は富山空港。白川郷までは北陸自動車道と東海北陸自動車道を使って車でおよそ1時間5分。富山駅から白川郷まで高速バスも出ています。また羽田空港をご利用の方は、北陸新幹線かがやきでJR富山駅下車。

現地の楽しみ方

■和田家(Wadake)

築およそ300年が経過した白川郷の代表的茅葺き合掌造り住宅で今も生活を営み続けている「和田家」の1階の一部と2階をご厚意で公開してくれています。白川村に残された合掌造りの家屋としては最も規模が大きく、和田家代々で使用された遺物や民具が展示されています。

■田島家養蚕展示館(Tajimake Yosan Tenjikan)

旧田島家合掌造り住宅にて、白川村内ではもはや行われなくなった養蚕の再興を試みています。村内唯一の養蚕をテーマとした展示館で、養蚕の他、白川村の養蚕の歴史や史料の展示、旧田島家移築を記録した貴重な民俗映像の放映等を行っています。

■旧遠山家民俗館(Kyu Toyamake Minzokukan)

和田家と並ぶ白川郷の代表的な切妻合掌造り住宅の「旧遠山家」。4層建てのどっしりとした外観を持ち、現在は民俗館として、1階部分は居住スペース、2〜4層は養蚕スペース、さらに床下では火薬の原料となる焔硝づくりが行われていたのが伺えます。

■平瀬温泉(Hirase Onsen)

白川郷南部にある温泉郷「平瀬温泉」。霊峰白山のふもとから湧き出る湯水を源泉にしています。泉質は肌ざわりがやさしく美肌の湯として知られる含硫黄ナトリウム塩化物泉です。周囲にはエメラルドグリーン色の水をたたえる白水湖や白水の滝、ブナやナラの原生林などもあり、白川郷観光や白山(標高およそ2,702m)登山の拠点としてぴったり。

■ご当地グルメ

白川郷には、環境と観光客のイメージを損なわない合掌造りの食事処が多くあります。メインメニューは白川郷のある岐阜県がほこる飛騨牛料理。肉質はきめ細やかでやわらかく、美しい霜降りと口のなかでとろける芳醇な香りと味わいがあります。

■体験アクティビティ

白川郷平瀬温泉地区では、大白川渓谷散策と山菜収穫体験ができます。収穫した山菜はその場で天ぷらにしていただくこともできます。

※観光局・お問合せ先

白川郷観光協会:05769-6-1013