フランツジョセフ氷河

ニュージーランド

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Franz Josef Glacier

世界各地の氷河が後退している中、ニュージーランドの南島にある「フランツ・ジョセフ氷河(Franz Josef Glacier)」は、今もなおその末端がほぼ海面の高さにまで伸長しています。しかもフランツ・ジョセフ・グレーシャーの町からわずか5km、歩いて20分ほどで末端の氷壁まで行くことができます。末端といっても、一番厚いところでおよそ600m。世界でもたった3ヶ所しかない亜熱帯地域にあり、気軽に見られる希少な氷河です。

フランツ・ジョセフ氷河ができたのは、およそ7,000年前。毎年30mもの積雪があるサザンアルプス山脈の万年雪が自身の重みで圧縮され、「氷河の青(Glacier Blue)」と呼ばれる青みを帯びた氷塊となって、山の中腹から山麓の谷底へと滑るように流れています。ここフランツ・ジョセフ氷河は、谷底と接する氷河底部が自重による圧力で氷が溶けるため、他の氷河と比較しておよそ10倍の速さで流れていると言われています。

氷の壁をよじ登ったり、ガイドの人たちが作った氷の階段を降りたり、太古の時代に作られた氷の上で遊ぶ経験は、他のアクティビティでは味わえない有意義な経験になるはずです。

シーズン

ベストシーズンは12~2月。ニュージーランドの夏にあたるこの時期は日差しが強めですが、朝晩は快適に過ごすことができます。

行き方

最寄り空港は、クライストチャーチ空港。日本からの直行便はなく、ニュージーランド北島にあるオークランドまたはオーストラリアやアジア各国経由でおよそ12~21時間。クライストチャーチからフランツ・ジョセフ・グレーシャーまでは、車でおよそ5時間。

その他見所

​クライストチャーチからフランツ・ジョセフ・グレーシャーに向かう途中にある「ホキティカ渓谷(Hokitika Gorge)」は、まるで絵の具の水色を溶かしたような水をたたえる絶景スポットがあります。氷河の雪解け水に含まれる細かい石やミネラル成分が生み出した、その名も「氷河のミルク色(Glacial Milk)」。ぜひお立ち寄りください。

旅のテクニック

氷河の上を歩くには、専門のツアーに参加する必要があります。氷河の氷は気候に合わせて溶けたり凍ったりと、日々変化しているため、ガイドの人たちはその場その場でコースの安全性を確認しながら、時には氷を掘って道を作りながら進んでいきます。