​鳳風古城

世界の 美しい街・絶景の街

中国

ほうおうこじょう

中国・湖南省にある中国一美しい古城「鳳凰古城」は、300年以上も前に造られた街並をそのまま現代に伝える中国国家歴史文化都市のひとつです。紀元前8世紀の春秋戦国時代から20世紀初頭の清代に至るまで軍事政治の中心として繁栄した街で、清の時代に建てられた「鳳凰古城」の東門と北城門の古い城楼は今なお現存しています。

四川省の九頂山に水源をもつ長江(揚子江)の支流・沱江(だこう)の中下流域のほとりにあり、3つのアーチをもつ石橋「虹橋」は鳳凰古城のシンボル。その上に載った2階建ての楼閣「風雨楼」は、川に杭を打ち、その上に木造家屋を建てた中国少数民族トゥチャ族やミャオ族などの伝統的な高床式住居「吊脚楼(ちょうきゃくろう)」を一望するのに絶好の場所。

夕闇が迫る時間になると古城全体は美しくライトアップされ、昼間と違った顔を見せます。虹橋や赤提灯が灯された川沿いの家々が川面に映え、闇夜に幻想的に浮かび上がってノスタルジックな雰囲気に包まれます。どこから見ても絵になる美しい夜景はきっと思い出に残ることでしょう。

行き方

最寄り空港は、張家界空港。日本からの直行便はなく、上海や広州などで乗り継ぎ。張家界から鳳凰古城までは、車でおよそ4時間。

ベストシーズン

ベストシーズンは、気温が高くなりすぎる真夏を除いた4~10月。中でも雨季が終わった後の9月頃が過ごしやすい気候で観光に適していると言われています。

現地の楽しみ方

■中国一辛い湖南料理「湘菜(しゃんつぁい)」

鳳凰古城のある湖南省の料理の特徴は、何と言っても辛い。そして何でも醤油味で、とにかく炒める。代表は、青唐辛子と細切れの豚肉をシンプルに炒めた料理「辣椒炒肉(回鍋肉)」。そしてピータンと青唐辛子をすりつぶして和えた「擂辣椒皮蛋(レイライジャオピーダン)」。酸味と辛味のよくきいたスープ「酸辣湯(サンラータン)」もそうですね。刺激的な辛味がお好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。

■張家界の特産品「三宝一絶」

三宝とは、葛根湯、岩茸、わらび粉。そして一絶は杜仲茶のこと。特に木くらげに似た岩茸は、武陵源の絶壁など高所でしかとれない貴重なもの。また張家界はキウイフルーツの産地なので、ドライキウイもおみやげ品として人気です。

■新疆(しんきょう)の万里の壁「南方長城」

鳳凰古城の郊外にある「南方長城」は16世紀半ばの明代に築かれた全長およそ190kmの城壁。高さおよそ3m、幅およそ2mのこの巨大な壁は、吊脚楼にも暮らすミャオ族の反乱を防ぐために建設されたと言われます。万里の長城に引けをとらない壮大な景色が広がります。

■中国初の国家森林公園「武陵源」

鳳凰古城観光の拠点「張家界市」にある「武陵源(ぶりょうげん)」は、高さが200mを超える岩の柱が3100本以上も林立する岩山で、見るものを圧倒します。トゥチャ族やミャオ族といった少数民族が戦乱から逃れるために選んだ秘境で、まさに仙境の名にふさわしい風光明媚な景勝地です。

■張家界のもうひとつの世界一「天子山ロープウェイ」

張家界市内より南へ10kmのところにある標高およそ1,520mの山「天門山」。その山頂まで連れていってくれる「天子山ロープウェイ」は、世界最長クラスのおよそ7.5km。乗車時間およそ30分間の空中散歩が楽しめます。さらにその先の「天門寺」までは、長さおよそ2.8kmの「鬼谷桟道」と呼ばれる絶壁にガラス張りの空中桟道もあります。体力に自信のない方は、エスカレーターとリフトで一気に天門寺まで行く「中線ルート」をお進みください。