ペラヘラ祭り

絶対行くべき世界の 体験・お祭り

スリランカ

Esala Perahera

スリランカ・キャンディ

7~8月の新月から満月までのおよそ2週間

お祭りの特徴

中近世の時代にセイロン島中部にあったキャンディ王国の古都キャンディ(Kandy)で行われるおよそ100頭の象のパレードが見られる「ペラヘラ祭り」。午後20時ころ、仏歯寺から上がる花火の合図でスタート。大勢のキャンディアンダンサーを伴い、無数の豆電球でつくられた衣装をまとった象のパレードは圧巻。始終きらびやかでエネルギッシュな雰囲気の漂うお祭りです。

お祭りの歴史

エセラ(7番目)の月にスリランカ各地で行われていた雨乞いの儀式。7番目の月は現在の太陽暦における10~11月。灼熱の夏が終わり、雨季に入ろうという時期にあたります。ペラヘラ祭り自体は現在も引き続きスリランカ各地で行われていますが、象が運ぶ「仏歯(お釈迦さまの遺骨の一部)」はスリランカ仏教の聖地「キャンディ」ならではのもの。信仰心の厚いスリランカの人々はこの神聖な仏歯に祈りを捧げるために集まるとされ、ここキャンディのペラヘラ祭りがスリランカで最大と言われる所以です。

パレード

およそ100頭の象を先頭に、伝統のキャンディアンダンスを踊るダンサーなどが続く一団が市内を練り歩きます。終了時間はおよそ23時。キャンディ市内は午後18時以降通行止めとなる上、歩道という歩道に現地のスリランカの人々が座り込み、祭り終了まで一切道を歩けない状況になりますので、パレード中の移動はほとんど行えないと覚悟してください。

旅行者の参加

パレードには参加できませんが、英国コロニアル建築が多く残るキャンディの街を行くパレードは見ごたえがあります。

準備するもの

雨乞い祭りとは言え、実際のところ期間中はかなりの降水量のある時期です。雨具があると安心です。

現地の楽しみ方

■世界遺産の街「聖地キャンディ」

スリランカ・シンハラ王朝最後の都「キャンディ」。英国コロニアル時代も王権の象徴である仏歯は守られ、スリランカの人々の心の拠り所となっています。街には歴史ある建物が並び、経済発展が目覚ましいスリランカにおいて、古き佳き伝統を守り続ける人々に出会えます。

■スリランカ仏教の聖地「仏歯寺」

文字通りお釈迦さまの歯が安置されている仏教寺院。その仏歯をスリランカの王族がインドより運んだ様子がレリーフや壁画として残されています。仏歯はペラヘラ祭りに使用されるばかりでなく、1日3回のプージャという礼拝においても、安置されている部屋の扉が開かれ祈りの対象とされています。スリランカの人々にとって神聖な場所ですので、タンクトップや短パンなどの露出の多い服装は避け、敬意を持って訪れましょう。

■美しき仏教の聖地「ケラニ・ラジャ・マハ・ヴィハーラ」

お釈迦さま(ブッダ)が生前に訪れ、沐浴をしたとされるケラニ・ラジャ・マハ・ヴィハーラ寺院。寺院をお参りするだけで「悪しきものが浄化され幸運が訪れる」と言われるスリランカ仏教最大の聖地。こちらではペラヘラ祭り(ドゥルトゥ・ペラヘラ)は1月の満月の日から3日間開催されます。キャンディからは車でおよそ3時間です。

■スリランカ・バロック様式の「ガンガラーマ寺院」

スリランカの古都コロンボにあるベイラ湖畔にたたずむ仏教寺院。コロンボではこちらの寺院を中心に、2月の満月から2日間「ガンガラーマ・ナワン・ペラヘラ祭り」が行われます。こちらで象の背中に乗るのはガンガラーマ寺院のご神体。スリランカ最大の都市だけに、かなりの盛り上がりを見せます。キャンディからは車でおよそ3時間40分です。

■スリランカの食文化

スリランカ料理と言えば、豊富な食材と新鮮な香辛料を多用しココナッツミルクでマイルドに仕上げるのが特徴。また魚の煮込み料理が多く、米飯とともにいただきます。飲み物は「キリテー」と呼ばれるミルクティーが一般的で、スリランカを代表する「ライオンビール」はアジアで最も歴史が長いビール生産元とされています。

■スリランカのおみやげ

スリランカでオーソドックスなおみやげは何と言っても「セイロン茶」。街にある専門店に行けば、フルーツやフラワー、スパイスなどとブレンドしたフレーバーティやハーブティーなどもつくってくれます。テイスティングをさせてくれるお店もありますから、あなただけのお茶をぜひ見つけてみてください。