​コルマール

世界の 美しい街・絶景の街

フランス

 Colmar

アルザス伝統の可愛らしい木組みの家並みが残る「コルマール」。第二次世界大戦中の激戦地のひとつであったアルザス地方にありながら、コルマールは奇跡的にも戦禍を免れ、中世からルネサンスにかけての面影を私たちに見せてくれます。パステル調の家が軒を連ねる運河沿いの「ポワッソヌリ通り(Quai de la Poissonnerie)」は、その家並みが運河の水にとても映え、イタリアのベネチアを彷彿とさせることから「プティット・ヴニーズ」と呼ばれ、地元の人にも人気の高いスポットです。

 

また毎週金曜日と土曜日の夜になると、コルマール市街地の建物およそ1,100ヶ所に設置されたイルミネーションが街を彩ります。これほどまで大規模なイルミネーションを実施したのは、フランス国内においては「コルマール」がはじめて。1997年にストリート・アート・アカデミー(Académie des Arts de la Rue)特別賞を受賞したイルミネーションで、夜の観光に華を添えてくれます。

行き方

最寄り空港は、ストラスブール空港(Airport of Strasbourg)。日本からの直行便はなく、パリで乗り継ぎ。ストラスブールから車でおよそ1時間。パリからは車でおよそ5時間半。

ベストシーズン

ベストシーズンは5~6月.。日が長く気候が穏やかなので、外の散歩が非常に気持ちが良く、夜遅くまで街を楽しむことができます。

現地の楽しみ方

■コルマールで一番有名なミュージアム「ウンターリンデン美術館」

建物自体は13世紀に建てられた旧ドミニコ派修道院を使用。その趣のある外観の中には、中世末期からルネサンス期の絵画、彫刻を中心とした見事なコレクションが展示されています。パリ市内を除いたフランスの美術館の中で来訪者数1位、2位を争う人気を誇り、特にドイツ人画家グリューネヴァルトの傑作「イーゼンハイムの祭壇画」を一目見ようと世界各地から多くの人が訪れています。

■光りの道が導く5つのクリスマスマーケット

待降節「アドベント(11月30日にもっとも近い日曜日)」を迎えるとお祭りムードに包まれるのは、コルマールもご他聞にもれません。週末だけだった街のイルミネーションが連日灯され、市内の5ヶ所の広場(ドミニカン広場、ジャンヌ・ダルク広場、旧税関前広場、シス・モンターニュ・ノワール広場、コイフュス)で開かれるマーケットを結び、街路や建物に飾られたクリスマスデコレーションを照らしながら、「光の道」を作り出してくれます。

■美食の都「アルザス」

アルザス料理と言えば「フォワ・グラ」、「ベック・オフ」、そして「シュークルート」。アルザスの料理人は、郷土でとれたり生産されたりしたものを組み合わせて、他にはない独自の名物料理を作るのが上手で、しかも味は世界に誇れるものばかり。軽く済ませたいときは、羊と牛のチーズが二層になったタルティーヌタイプのタルト・フランベがおすすめ。レストランやカフェでは必ずメニューの中にあります。

■アルザスワインの里

アルザスと言えば、忘れてはいけないのが「アルザスワイン」。マーレンハイムから口タンに至るおよそ170㎞の街道は「アルザス・ワイン街道」と呼ばれ、街道沿いにはたくさんのブドウ栽培農家やワイナリーがあります。地元の人々と触れ合いながらアルザスワインを試飲したり、中世の街並みが残る村を散策したりしてみましょう。

■850年アルザスとワイン街道を見守る「オー・クニグスブール城」

12世紀に建城されて以来、北に向かってはワインと麦、東西に向かっては銀と塩の交易ルートを見張り続けてきた「オー・クニグスブール城」。30年戦争の時に一度破壊され廃墟となりましたが、19世紀末ドイツ皇帝・ヴィルヘルム2世により再建。中世の建築様式に忠実に建てられ、内部もルネッサンス時代の家具や、壁画、巨大な鋳鉄製のストーブなどが置かれています。