イーペン祭り

絶対行くべき世界の 体験・お祭り

タイ

Yeepeng Festival

タイ・チェンマイ

10〜11月の満月の夜

お祭りの特徴

タイでは雨季が明けた満月の夜に、川の恵みへの感謝の気持ちを表し、ロウソクや線香、花などで美しく飾られたたくさんのクラトン(灯篭)を川に流す「ロイクラトン祭り」が各地で開催されます。その内のチェンマイのロイクラトン祭りは、「イーペン祭り」と呼ばれ、クラトンが流れるピン川はさながら天の川のよう。またおよそ5,000個のコムロイ(ランタン)飛ばしや花火なども行われ、タイの国内でもっとも華やかなロイクラトン祭りとされています。

お祭りの歴史

タイでは古来より川の女神プラ・メー・コンカーに祈りをささげ、収穫に感謝する慣習がありました。また水にはよくない出来事や行いを洗い流し、自らを清める力があると考えられてきました。期間中は河川の水位がもっとも高く、月明かりが足下を照らすため土地の風習となっていきました。

パレード

美しく飾られたクラトンを模したフロート(山車)が、ターペー門からチェンマイ県庁前まで優雅にパレードします。

旅行者の参加

パレードの参加はできませんが、クラトン(灯篭)流しやコムロイ(ランタン)飛ばしなどは参加可能です。ただし事前の予約が必要な場合もありますから、最新の情報をこまめに確認しましょう。

準備するもの

期間中のタイは乾季となり、観光のベストシーズン。朝晩の気温も20度を下回らない日がありますので、暑さ対策や日焼け対策を忘れずに。

現地の楽しみ方

■バンコクのロイクラトン祭り

東洋のベニスとうたわれるタイの首都バンコクでは、チャオプラヤー川だけでなく、市内をめぐる水路や公園の池などにクラトンを流す光景を目にすることができます。市内のいたるところでロイクラトン祭りにちなんだイベントが催され、クラトン流しを体験できるスペシャル・イベントなどもありますから、観光客も気軽に参加しやすい雰囲気があります。

■スコータイのロイクラトン祭り

スコータイはロイクラトンの発祥の地といわれ、毎年国内最大規模のロイクラトン祭りが開催されます。美しい遺跡が保存される歴史公園を舞台に、早朝 の厳かな托鉢の儀式から、クラトンのパレードやコンテスト、古き佳き時代の庶民の暮らしを再現した展示やパフォーマンスなど、さまざまなイベントが行われます。特に日が暮れてからのスコータイ王朝の歴史にまつわる壮大な光と音のミュージカルショーは必見です。

■タークのロイクラトン祭り

ココナッツの殻で作ったクラトンで知られるタークのロイクラトン祭り。例年およそ1,000個のクラトンがピン川に放たれ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。ミャンマーとの国境にも近いため、地元の人だけでなく、多くの外国人でにぎわいます。

■サムットソンクラームのロイクラトン祭り

タイ湾に面したメークローン川の河口のサムットソンクラーム。中でも運河の街アンパワーでは、クラトン・カーブグルアイと呼ばれるバナナの幹でできた独特の伝統的なクラトンを使用することで有名。当日の夜は数えきれない数のクラトン・カーブグルアイが水面を漂い、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

■プーケット島のロイクラトン祭り

タイ最大のリゾートアイランド「プーケット島」でも、ロイクラトン祭りは行われます。火災や飛行機の航路などの関係で昨今、タイ本土では規制が厳しくなってきたコムロイ(ランタン)飛ばしも、ここでは健在。プーケットタウン市内の「スワン・ルワン」と呼ばれる大きな公園を中心に、クラトン(灯篭)流しとともに行われています。ただ期間中はモンスーンシーズンにあたりますのでくれぐれもご注意ください。