​ベネチア カーニバル

絶対行くべき世界の 体験・お祭り

イタリア

Carnevale di Venezia

イタリア・ベネチア

2月末から3月初めまでの2週間

お祭りの特徴

美しい街並みを舞台に、中近世のヨーロッパ貴族を思わせる豪華な衣装と仮面を身につけ競い合うベネチアの春の祭典。街中にカラフルなコスプレ状態の人が溢れ、窮屈な日常生活からの解放感を味わっています。街のいたるところでは仮面が売られ、フェイスペインティングの絵師が待機していますので、衣装を持っていない観光客も気軽に参加できるのが特徴。カーニバル最後の週末には、国際的なファッションデザイナーによる仮面コンテストも開催されます。

お祭りの歴史

中世以来ベネチアの総大司教の座にあった北イタリアの都市国家「アクイレイア」から、その座を取り戻したことを祝し、1162年にサン・マルコ広場で盛大なダンスパーティを開いたのが始まりと言われています。しかしその盛り上がりも近代に入ると衰えをみせ、今日にみる仮面と衣装をまとう形になったのは1979年のこと。当時のイタリア政府が各地の伝統的な文化や祭典の復活に力を入れたことにより、ベネチアにおけるカーニバルも復活し、現在、世界中からおよそ300万人の人々が押し寄せる国際的カーニバルとして発展しました。

パレード

本カーニバルの初日に、ベネチアの伝統的衣装を身に着けた12人のマリア達が、サンピエトロ島からサンマルコ広場までパレードします。この12人のマリアの優勝者は、翌年の「天使の飛翔」のエンジェル役となります。

旅行者の参加

パレードは見学のみとなりますが、仮装は大歓迎。おみやげもの屋でマスクを買ってつければ、それでカーニバルにエントリーしたも同然。気軽に参加してみましょう。

準備するもの

参加者の中には、数ヶ月前から念入りに準備する人もいますが、衣装や仮面は現地でレンタルできるので手ぶらでもOK。

現地の楽しみ方

■「水の都」ベネチア観光

ブラーノ島観光の拠点「ベネチア(Venezia)」は、言わずもがな「水の都」として世界的に知られる観光地。海に連なる潟湖(ラグーン)上に栄えた街で、13〜16世紀に建てられた建物が建築美を競い合っています。その中世の家並みが迫る狭い運河をベネチア名物ゴンドラに揺られて回るのは、定番ながら水上バスでは通らない水路の景色を存分に味わえます。

■ベネチア発祥の地「トルチェッロ島」

ベネチアでもっとも早く人が住み始めたとされる、ベネチア発祥の地「トルチェッロ島 (Torcello Is)」。最盛期には2,000世帯くらい住んでいたと言われますが、現在は10世帯ほど。島の北側にあるサンタマリア・アッスンタ大聖堂はベネチア最古の教会。教会の中は撮影禁止で、ビザンチンモザイクで描かれた「最後の審判」は一見の価値あり。

■ベネチア映画祭の島「リド島」

ベネチア国際映画祭の会場としても知られている「リド島 (Lido Is)」。ベネチア本島の南に横たわる全長約12kmの細長い島。ベネチアの中心的な広場「サン・マルコ広場(San Zaccaria)」から、ヴァポレットと呼ばれる水上バスでおよそ15分。アドリア海に面して続く海岸には高級リゾートが並び、並木道をバスや乗用車などが走り、本島とは異なる雰囲気が漂います。映画祭の時期以外は大変のどかな島です。

■先祖が眠る「サン・ミケーレ島」

マルコ・ポーロ空港からモトスカフィ(水上バス)でベネツィア本島に向かう途中で、一番最初に見える「サン・ミケーレ島 (San Michele Is)」。ベネツィア本島の北東に位置し、上から見ると正方形の形をした小さな島です。この島にはベネツィアの公共墓地と、墓地を見守るサン・ミケーレ・イニーゾラ教会があり、教会の塔と白いファサードが夕日に映える姿が印象的。観光客はほとんどいませんので、静寂な雰囲気を味わうことできます。

■ベネチアングラスの島「ムラーノ島」

「ムラーノ島(Murano Is)」にはベネチアングラスの工房や博物館があり、直売をしてくれるところもたくさんあるので、旅の記念やおみやげにお気に入りのひとつを見つけてみてはいかがでしょうか。小さい島ながら都市化が進んでおり、青いガラスのオブジェがある広場や素朴な教会などをのんびり散策したり、マラーニ運河沿いのオステリアやカフェでランチしてみたりと、充実した一日が過ごせます。