​ベネチア ブラーノ島

世界の 美しい街・絶景の街

イタリア

Burano Is

177もの島から成り立つベネチア・コムーネに属する「ブラーノ島」。橋で繋がれた4つの群島で、その上には色とりどりに塗られた独特の家々が立ち並びます。四方を海に囲まれていることから、ブラーノ島では昔から漁業が盛んで、冬季に濃霧が発生しても海に出た漁師が島と自宅に戻れるように自分の家を目立つ色で塗ったのが始まりと言われています。反対に今では街の景観を守るために、外壁の色の変更はベネチア市当局の許可が必要で、隣家とは別の色で塗られなければならないきまりがあるのだとか。

これらカラフルな家々ともうひとつ、ブラーノ島の名産と言えば「レース編み」。島のいたるところにレース編みのお店があります。この期限もまた漁業に由来し、漁に必要な漁網の技術から発展したと言われています。島にはその伝統を伝えるレース博物館もあります。家の色に合わせて植物をコーディネートしている個性的な家もあり、1周1時間ほどで回ることのできる小さな島ですから、カメラ片手にのんびりとぶらぶらするのがおすすめです。

行き方

最寄り空港は、ベネチア・マルコ・ポーロ空港(Malco Polo International Airport)。日本からの直行便はなく、ローマやミラノまたはヨーロッパの各都市で乗り継ぎ。ベネチアからは水上バスでおよそ40~70分。

ベストシーズン

ベストシーズンは4~6月、または9~10月の日差しが落ち着いたころ。真夏は高温多湿で、かなりの暑さを感じます。真冬はかなり寒くなりますが、2月末~3月初めまでの2週間で開催される世界三大カーニバルの一つ「ベネチア・カーニバル」はおすすめです。

現地の楽しみ方

■「水の都」ベネチア観光

ブラーノ島観光の拠点「ベネチア(Venezia)」は、言わずもがな「水の都」として世界的に知られる観光地。海に連なる潟湖(ラグーン)上に栄えた街で、13〜16世紀に建てられた建物が建築美を競い合っています。その中世の家並みが迫る狭い運河をベネチア名物ゴンドラに揺られて回るのは、定番ながら水上バスでは通らない水路の景色を存分に味わえます。

■ベネチア発祥の地「トルチェッロ島」

ベネチアで最も早く人が住み始めたとされる、ベネチア発祥の地「トルチェッロ島 (Torcello Is)」。最盛期には2,000世帯くらい住んでいたと言われますが、現在は10世帯ほど。島の北側にあるサンタマリア・アッスンタ大聖堂はベネチア最古の教会。教会の中は撮影禁止で、ビザンチンモザイクで描かれた「最後の審判」は一見の価値あり。

■ベネチア映画祭の島「リド島」

ベネチア国際映画祭の会場としても知られている「リド島 (Lido Is)」。ベネチア本島の南に横たわる全長約12kmの細長い島。ベネチアの中心的な広場「サン・マルコ広場(San Zaccaria)」から、ヴァポレットと呼ばれる水上バスでおよそ15分。アドリア海に面して続く海岸には高級リゾートが並び、並木道をバスや乗用車などが走り、本島とは異なる雰囲気が漂います。映画祭の時期以外は大変のどかな島です。

■先祖が眠る「サン・ミケーレ島」

マルコ・ポーロ空港からモトスカフィ(水上バス)でベネツィア本島に向かう途中で、一番最初に見える「サン・ミケーレ島 (San Michele Is)」。ベネツィア本島の北東に位置し、上から見ると正方形の形をした小さな島です。この島にはベネツィアの公共墓地と、墓地を見守るサン・ミケーレ・イニーゾラ教会があり、教会の塔と白いファサードが夕日に映える姿が印象的。観光客はほとんどいませんので、静寂な雰囲気を味わうことできます。

■ベネチアングラスの島「ムラーノ島」

「ムラーノ島(Murano Is)」にはベネチアングラスの工房や博物館があり、直売をしてくれるところもたくさんあるので、旅の記念やおみやげにお気に入りのひとつを見つけてみてはいかがでしょうか。小さい島ながら都市化が進んでおり、青いガラスのオブジェがある広場や素朴な教会などをのんびり散策したり、マラーニ運河沿いのオステリアやカフェでランチしてみたりと、充実した一日が過ごせます。