恐山

日本の景色 100選

青森県

青森県  恐山

(Osorezan)

日本三大霊山の一つ「恐山」。山自体は下北半島(Simokita Hanto)の中央部に位置する活火山で、その活動によってできたカルデラ湖「宇曽利山湖(うそりさんこ)」の湖畔には「恐山菩提寺」が建ちます。最後の噴火は1万年以上前とされていますが、依然と水蒸気や火山性ガスの噴出が盛んで、境内にはつねに硫黄臭がたちこめその名に恥じない雰囲気をかもし出しています。本尊は苦悩する人々をその無限の大慈悲の心で包み込んでくれる地蔵菩薩です。

ベストシーズン

ベストシーズンは、恐山大祭のある7月末。または秋まつりの10月上旬の3連休。太鼓橋から
菩提寺総門までの間をご詠歌をお唱えする方々を先導に山主の乗った籠行列「山主上山式(さんしゅじょうざんしき)」が行われます。また故人の口寄せで有名なイタコが境内内に待機するのもこの期間だけです。

行き方

最寄り空港は三沢空港。恐山までは車でおよそ2時間21分です。また東北・北海道新幹線はやぶさをご利用の方はJR八戸駅で乗り換え。例年5~10月の間、1日4本JR下北駅直通列車が走っています。JR下北駅から恐山までバスが連絡しています。所要時間はおよそ40分です。

現地の楽しみ方

■大間崎(Omasaki)

豪快な本マグロの一本釣りで知られる大間崎漁港。晴れた日には函館市内の街並みがくっきりと見え、ここが本州最北端であることを示す石碑と大きなマグロ像は記念撮影スポット。100kgを超える大間マグロの解体ショーと無料配布のある「ブルーマリンフェスティバル」には大勢の観光客が押し寄せ大間の町が熱く燃える日となります。「ブルーマリンフェスティバル」は例年8月中旬の開催です。

■仏ヶ浦(Hotokegaura)

陸奥湾の平舘海峡に面した峻険な海岸沿いおよそ2kmにならぶ断崖・巨岩群が見られる「仏ヶ浦」。長い歳月をかけた海洋浸食の結果、「如来の首」「五百羅漢」「極楽浜」などと呼ばれる奇岩を形成。およそ90mを越える断崖もあり、その全貌をとらえるには海からのアクセスが一番。また干潮時にしかありつけない「不老長寿の湧き水」も人気です。

■下風呂温泉郷(Simofuro Onsen kyo)

井上靖が昭和の名作「海峡」の終局を執筆したと言われている「下風呂(しもふろ)温泉郷」。津軽海峡に面し背後には山が迫るわずかな土地にひしめく温泉街。7月中旬~10月下旬の毎週金・土曜日の17時から開催される元祖烏賊様(いかさま)レースはここの名物。また例年12~3月に開催される鮟鱇(あんこう)まつりもこの地を訪れる人々の楽しみのひとつとなっています。泉質は身体を芯から温め湯冷めしにくい塩化物泉、硫酸塩泉です。

■薬研温泉郷(Yagen Onsen kyo)

下北の山々に囲まれ、周囲を原生林が囲む「薬研(やげん)温泉」。恐山から車でおよそ30分のところにあり、恐山を開いた慈覚大師も怪我の療養をしたと伝えられています。近くにある薬研キャンプ場奥には樹齢800年を超える幹回り8mの大きな栗の木があります。泉質は肌に優しい単純温泉です。

■ご当地グルメ

ぐるっと海に囲まれた下北半島は、やはり海鮮が新鮮でおいしい!大間のマグロ(7月下旬~1月)はもちろん、てんこ盛りの生ウニ(5~8月)やアワビ(7~9月)などがリーズナブルでいただけます。

■体験アクティビティ

暖流と寒流の生物の両方を観察することができる「むつ湾(Mutsu Wan)」では、シュノーケリングやカヌーを使ってサンゴやウミウシ、日本有数のアマモの生態観察ができます。また5~6月には回遊してくるカマイルカウォッチングも可能です。

※観光局・お問合せ先

むつ市観光協会:0175-23-1311