エンジェル フォール

ベネぜーラ

地球上に散らばる 奇跡の 絶景・秘境

Angel Falls

世界最大の落差979mを誇る「エンジェルフォール(Angel Falls)」は、南米大陸北部のギアナ高地(Escudo guayanés)にあるカナイマ国立公園(Canaima National Park)内にあり、エンジェルフォールを含むこの辺り一帯は世界遺産に登録されています。その名は1937年、金鉱山を探しながら飛行機を飛ばしていてこの滝を発見したアメリカ人探検飛行家ジェームズ・クロフォード・エンジェル・マーシャル(James Crawford Angel Marshall)に由来します。

エンジェルフォールは、ギアナ高地に数あるテプイ(テーブルトップマウンテン)の中でも最大のアウヤンテプイ(Auyantepui)から流れ落ちる滝ですが、発見時に乗っていった飛行機を置いて徒歩で下山しなければならないほどの過酷な環境。独自の進化を遂げた動植物が生息し、圧巻の滝の景観に加え、今もなお前人未到の地のある最後の秘境として人々の冒険心をくすぐっています。

 

アウヤンテプイは標高2,560m、外周およそ650kmあり、エンジェルフォールの水は東京23区ほどの大きさのその頂から落下し、地表に落ちるまでに霧状になるため、滝の下には滝つぼが存在しないと言われます。エンジェルフォール観賞には、滝の下の展望台まで行くボートまたは遊覧飛行が人気です。

シーズン

ベストシーズンは、7~9月。雨季の間に降った雨のお陰で滝の水量が増え、大迫力のエンジェルホールを楽しめます。乾季にはエンジェルフォールを間近に望めるラトンシート島の展望台行きのボートが催行されない代わりに、遊覧飛行で空からの観光ができます。

行き方

最寄り空港は、カナイマ空港。日本からの直行便はなく、ニューヨークやアトランタ、シカゴ、ヒューストンなどアメリカを経由でベネゼーラ入りし乗り継ぐのが一般的です。

その他見所

​エンジェルフォールがあるカナイマ国立公園には、ロライマ山 (Monte Roraima)という標高2,810mのテプイもあります。大陸プレートが移動する際に火山活動や地震などの影響を受けなかったことから、太古の地球の姿をそのまま残した景観が残されていると言われます。ベネゼーラ、ブラジル、ガイアナの三国にまたがり、その頂には三国の国境の交差点を示す記念碑が建っています。蛙のまま卵から孵化するロライマヤブヒキガエル(Oreophrynella quelchii)など固有で希少な絶滅危惧種が生息しており、原住民であるペモン族のガイドまたは入山許可が必要です。

旅のテクニック

ギアナ高地は年間を通して湿度が高く、ほぼ毎日雨が降ります。特にテプイの山頂付近は気候の変化が激しく、10分と同じ天気が続かないと言われます。雨具の用意を忘れずに。