​岨谷峡

日本の景色 100選

秋田県

秋田県  岨谷峡

(Soyakyo)

秋田平野をとうとうと流れる雄物川水系のひとつ「岩見川(Iwamigawa)」。その上流は民家もほとんどなく手付かずの雑木林と澄み切った清流で知られ、秋田を代表する紅葉の景勝地。「岨谷峡(そやきょう)」の「岨」は狭まった険しい土地を指し、文字通りその渓流の両岸には断崖絶壁が迫り、その野性味あふれる岩肌が300m以上にわたって見られます。「岨谷峡」周辺の流域にはドライブコースもありますので、トレッキングが苦手な人でもこの絶景を楽しむことが可能です。

ベストシーズン

岨谷峡の紅葉は例年9月下旬ころから色づき始め、10月上旬~下旬に見ごろのピークを迎えます。

行き方

最寄り空港は秋田空港。岨谷峡までは車でおよそ43分。また秋田新幹線をご利用の方はJR秋田駅から車でおよそ38分です。

現地の楽しみ方

■殿渕(とのぶち)

岨谷峡を岩見川に沿って北上すると「殿渕(Tonobuchi)」と呼ばれるビューポイントがあります。名前の由来は昔、殿さまがこの渕を遊覧したときに景色に見とれ誤って落馬したことからだそうです。淵の両側に岩石が重なり、その間をツツジやカエデなどが覆うように自生しています。その姿もですが、澄んだ川面に写しだされた影もまた素晴らしく、殿さまが落馬したと言われるだけあります。

■伏伸(ふのし)の滝

殿渕からそのままおよそ200mほど川沿いの遊歩道を進むと、渓流が3段の滝をくだってきているのが見てとれます。それが「伏伸の滝(Funoshi no Taki)」。岩間を走る水の上を覆うようにカエデやブナの紅葉がかぶさっているさまは、岨谷峡1の紅葉スポットと言われています。

■舟作(ふなさく)

殿渕からおよそ600mほど北上すると「舟作(Funasaku)」と呼ばれるビューポイントがあります。名前の由来は淵の底の形が舟のようだから。この淵の水面は、すぐそばに岩を滑り落ちるような小さな滝があるにもかかわらず穏やかで、川底までくっきりと見える水のきれいさ。岨谷峡と比べると高さもなくこじんまりとしていますが、けして見劣りはしていません。

■鵜養堰(うやしないせき)のある風景

岨谷峡のある鵜養(Uyashinai)地区には昔ながらの堰のある風景が心なごませてくれます。住宅や畑の中を流れる小川は水量も多く、流れにも勢いがあります。まるで唱歌の世界を具現したかのようななつかしい景色に出会えます。

■ご当地グルメ

秋田と言えば「きりたんぽ」。比内地鶏のダシをベースにした醤油味のスープで、ゴボウやマイタケ、ネギ、セリとともに煮た鍋料理。味噌をつけて焼いた「みそたんぽ」や焼かずに団子状に丸めた「だまこ鍋」も人気です。

■体験アクティビティ

映画「HACHI 約束の犬」で世界中を泣かせた「秋田犬(Akita Dog)」。秋田駅から徒歩およそ8分の「@4の3(アットヨンノサン)」にある「秋田犬ステーション」では秋田犬と触れ合ったり、いっしょに記念撮影ができます。

​※観光局・お問合せ先

秋田県観光連盟:018-860-2267