田沢湖

日本の景色 100選

秋田県

秋田県  田沢湖

(Tazawako)

秋田平野の雄物川水系の水瓶のひとつであり、日本一の深さを有する「田沢湖」。そのため真冬でも湖面が凍り付くことはなく、太陽光を反射し湖水は明るい翡翠色から濃い藍色へと彩られています。湖底に2つの溶岩ドームがあることが分かっているものの、田沢湖が、同じ秋田の「十和田湖(Towadako)」のようにカルデラ湖と言いきれる証拠が揃わず、景観をより神秘的に見せてくれます。

ベストシーズン

ベストシーズンは、深緑の美しい夏~湖面とのコントラストが映える秋の紅葉シーズン。例年10月中旬~11月上旬とされています。

行き方

最寄り空港は秋田空港。田沢湖までは「あきたエアポートライナー」がご利用になれます。所要時間はおよそ100分。またいわて花巻空港から東北自動車道を使って車でおよそ1時間39分です。秋田新幹線をご利用の方はJR田沢湖駅から田沢湖一周線(バス)が出ています。

現地の楽しみ方

■たつこ像とたつこ姫伝説

田沢湖のほとりにたたずむ「たつこ像(Tatsuko Zo)」。田沢湖の湖神(竜神)はかつて村一番の美少女だったという云われがあります。永遠の美と命を求め「御座石(ござのいし)神社(Gozanoishi Jinja)」の「潟頭(かたがしら)の霊泉」を飲み干し、田沢湖の湖底に住まう竜神へと姿を変えたのです。そして八郎潟(Hachirogata)の主(竜神)である八郎太郎と恋仲となり、秋の彼岸から冬の間、田沢湖で暮らすため、以降田沢湖は凍らない湖として、また主のいない八郎潟は凍る湖として現在にいたるそうです。毎年8月上旬に行われる「たざわ湖龍神まつり」ではこの伝説に基づき、勇壮な双龍奉納が行われています。

■御座石(ござのいし)神社

御座石神社の祠の創建は今からおよそ600年前の室町時代とされていますが、その御神体は背後の高鉢山と言われることから、この地にそれ以前から高鉢山を神聖視する山神や竜神信仰があったと考えられています。御座石神社一帯にはたつこが飲み干したという「潟頭(かたがしら)の霊泉」やその姿を映したという「鏡石」、「雨乞い石」を守るために1本の木から松、杉、桜、えんじゅ、えご、はしばみ、梨の7種類の木が生えたという「七色木(なないろぎ)」などがあります。

■抱返り(だきかえり)渓谷

田沢湖から車でおよそ30分のところにある「抱返り渓谷(Dakikaeri Keikoku)」もまた、秋田を代表する紅葉スポットです。一湯、六滝、三島(奇岩)の見所があると言われ、夏瀬温泉、回顧(みかえり)の滝、百尋の滝(ひゃくひろのたき)、巫女岩、山伏岩、茣蓙の石などの奇岩などがあります。見ごろは田沢湖周辺同様、例年10月中旬~11月上旬とされています。なお例年11月下旬~4月下旬ころまでは雪のため通行止めになります。

■乳頭温泉郷(Nyuto Onsen kyo)

田沢湖から車でおよそ30分。乳頭山(烏帽子山)のふもとにある「乳頭温泉郷」は、古くから素晴らしい紅葉を眺めながら湯治ができる秘湯として知られています。現在、七湯が点在し、それぞれの泉質が異なることから七湯めぐりの温泉浴が万病に効くと言われております。

■ご当地グルメ

秋田と言えば「きりたんぽ」。比内地鶏のダシをベースにした醤油味のスープで、ゴボウやマイタケ、ネギ、セリとともに煮た鍋料理。味噌をつけて焼いた「みそたんぽ」や焼かずに団子状に丸めた「だまこ鍋」も人気です。

■体験アクティビティ

田沢湖は1周およそ20km。自転車で回るにはちょうどいい距離です。貸し出しは「田沢湖共栄パレス」で行っています。またこちらでは「秋田犬(Akita Dog)」と「秋田三鶏(声良鶏(こえよしどり)、比内鶏(ひないどり)、金八鶏(きんぱどり))」の見学も可能です。

​※観光局・お問合せ先

秋田県観光連盟:018-860-2267